TARITARI 第10話「萌えたり 燃えたり」
何事も、バカになることは大切な事です(何
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今回は来夏たちが西ノ端ヒーロー「ショウテンジャー」として何度もヒーローショーをしたり、和奏が教頭さんから歌を作る上で大切な事を学んだりする話。
教頭さんって、1度だけまひるさんの病室へお見舞いに行った事があったんですね~。
合唱部が金賞を取った事を喜ぶまひるさんに、「今は合唱部ではなく声楽部」だと強めの語調で言ってくる教頭さんの胸中はいったいどんなものだったんでしょうね…?
何と言うか、ただ修正を求めるために発しただけの一言じゃない気がするのよね。
ぼんやりとしたものだけど、教頭さんから何かメッセージめいたものをどことなく感じるのです。
「合唱部も曲もほとんどあなたが作ったようなものじゃない」
同じ合唱部として所属していた頃のまひるさんとの回想シーンで、浜辺を歩きながらそう言う教頭さん。
フィーリング的な部分はまひるさんが考え、実際の作曲部分は教頭さんが書いていた事には驚かされましたが、それだけまひるさんが教頭さんの事を信頼していたから任せていたんでしょうね(´ω`)
教頭さんも、直感によって生まれたものを形にするのってスゴく大変なのに、最終的にはあんな素晴らしい曲に仕上げる事ができていて…
まひるさんと教頭さんって、仲がホントにいいというかお互いに深い部分でつながっていたんだろうなぁって改めて実感しましたよ。
親友といっても過言ではない間柄だったまひるさんから「私もうダメみたい」って言われた時、教頭さんはいったい何を想ったんだろう。
もしかしたら、教頭さんは亡き親友が作り上げたと言ってもおかしくないあの合唱部を、今は名前が変わってしまったけど守り続けようとしてるのかもしれませんね?
在りし日の思い出がたくさん詰まった、あの場所を。
…まぁ、ぼんやりと考えただけの大したことない推測にすぎないのですが(ぁ
羽奏がお母さんから色々と教えられたように、教頭さんもまひるさんから教えられた事がたくさんあったんでしょうね。
お母さんとの曲を作るために2人でどうやって曲を作ったのか聞いてくる和奏に対し、
「楽しんでいないからです。作らねばならないと思ってるうちは無理です。それは作業です。歌というものは、心の奥から自然と溢れてくるものでしょう?」
なんて優しく諭してくれた教頭さんがとてもステキでしたよ(´∇`)
教頭さんは和奏と同じタイプで、まひるさんから「難しく考え過ぎだよ」なんて言われてたみたい。
でも、教頭さんは「音楽は音を楽しむもの」だって事をまひるさんに気付かされたようで…
まひるさんから教えられた事を、今度はまひるさんの娘である和奏に教えているところが何ともまぁ感慨深いですよねぇ。
生前まひるさんが受験に合格したら一緒に曲を作りたいって言って書いていた楽譜を、娘の和奏が今まさに曲にしようとしている。
教頭さんは内心、その事を喜んでるような気がするんですよね。
大切な人の娘だから、周りの生徒と区別して接してしまうかもしれない。
自分自身そう思ってるから、和奏に必要以上に甘くする事も厳しく接する事もしないと言って自分に釘を差してたんじゃないかなぁ。
こうしてしげしげと考えてみると、教頭さんって実に人間的な部分を持った方ですよねw
最初の頃は「なんて冷たい人なんだ!」って思いながら観ていたけど、話が進んでいくにつれて厳しいだけで冷たい人なんじゃないんだなって事が分かってきましたよ。
生徒の事を大切に想ってるからこそ、厳しくあたるんしょうね……ホント、いい先生だと思います。
ショウテンジャーの話の方は、もう何というかスゴイスゴイw(何
リーダーを務めるウィーン、事前にスーツを着込んでやってくるとかやる気満々です!
初陣でも来夏たちが恥ずかしがって沿道になかなか出ない中、ウィーンは1人全力でレッドをお勤め中!
ウィーンに最も早く追従したのが来夏、ってところがまた乙なものだと思いますw
さすが来夏、主人公らしいというか切り込み隊長的というか(ぁ
ああやって先陣を切ってくれる子がいると、周りも人もじゃあ私も僕もって続きやすいですよね!
ヒーローショーを声楽部のリーダー格さんがチラッと見てて、結果的にそれが教頭さんに告げ口されてアルバイトは云々って話に発展していく事になりましたが、きっと声楽部の2人は来夏たちの姿を見てバカにしてたんだろうなって思う。
ひそひそ話してる雰囲気が、モロにそんな感じだったんですものw
バカにされても仕方ないぐらい確かに観てて笑っちゃいましたが、合唱部の皆さんがヒーローショーをやってくれなんて頼まれたら、絶対に出来ないと思うんですよね。
あんなに大勢の人々が観る中、ヒーローとしてショーを全力で勤めあげる来夏たちは本当にスゴいと思います!
バカになってキャラになりきれてる分、来夏たちの方がある意味大人ですよね。
みんな輝いてたけど、その中でもとりわけよかったのはやっぱりウィーン。
来夏の大切な大切なコンドルクインズのサイン入りレコードが入ったひったくりを、相手が自転車なのに全力で走って追いかけるウィーンの姿を観た時は笑わざるをえませんでしたけども
ヤンに自分がヒーローをやって商店街のみんなを守ってる事や自分には大切な仲間たちがいるんだーって事を伝えるウィーンの独白を、ひったくりを追いかける彼の姿を観ながら耳にしていたら何だか泣けてきてしまって…
うん、紗羽ちゃんのお父さんが一喝する回に引き続き、またもや涙を流してしまいました・゚・(ノД`;)・゚・
ひったくりと揉みあいへし合いになって吹き飛ばされても、決してへこたれず立ち上がってガンバライジャーのテーマソングを歌い始めるところなんてね、もうね…
「ヒーローに諦めという選択はないんだ!」
何があっても決して諦めたくないというウィーンの気持ちが乗った、実にいい一言でしたよ…!
ヤンに書いた手紙をそのまま机の中に仕舞っちゃうシーンがちょっと切なかったけど、いつかきっとヤンに読んでもらえる時がくるから。
決して諦めず、一つの事を全力でやり抜く事の大切さを学ばされたような気がします。
今回の話も、とってもとってもステキな話でございました!
そんなわけで、第10話でした。
今回も感動的な話、感動はしてもほとんど泣かない私が涙を流すんだからかなりのものだと思います(何
いやぁ、うん……すばらしい、この一言に尽きますね。
残り数話でしょうから、残すところは白祭と何やら不穏な影を残す計画をどうにかするのみでしょうね。
ウィーンのリーダーっぷりも素晴らしかった、ガンバライジャーのテーマソングを歌う彩陽さんのソプラノにはビビッときた。
白祭での合唱ときどきバドミントン部がどんな活躍を見せてくれるか、楽しみで楽しみで仕方がありません!
次回「満ちたり 欠けたり」

クリックしていただけたら、管理人は大喜びすると思います(何
今回は来夏たちが西ノ端ヒーロー「ショウテンジャー」として何度もヒーローショーをしたり、和奏が教頭さんから歌を作る上で大切な事を学んだりする話。
教頭さんって、1度だけまひるさんの病室へお見舞いに行った事があったんですね~。
合唱部が金賞を取った事を喜ぶまひるさんに、「今は合唱部ではなく声楽部」だと強めの語調で言ってくる教頭さんの胸中はいったいどんなものだったんでしょうね…?
何と言うか、ただ修正を求めるために発しただけの一言じゃない気がするのよね。
ぼんやりとしたものだけど、教頭さんから何かメッセージめいたものをどことなく感じるのです。
「合唱部も曲もほとんどあなたが作ったようなものじゃない」
同じ合唱部として所属していた頃のまひるさんとの回想シーンで、浜辺を歩きながらそう言う教頭さん。
フィーリング的な部分はまひるさんが考え、実際の作曲部分は教頭さんが書いていた事には驚かされましたが、それだけまひるさんが教頭さんの事を信頼していたから任せていたんでしょうね(´ω`)
教頭さんも、直感によって生まれたものを形にするのってスゴく大変なのに、最終的にはあんな素晴らしい曲に仕上げる事ができていて…
まひるさんと教頭さんって、仲がホントにいいというかお互いに深い部分でつながっていたんだろうなぁって改めて実感しましたよ。
親友といっても過言ではない間柄だったまひるさんから「私もうダメみたい」って言われた時、教頭さんはいったい何を想ったんだろう。
もしかしたら、教頭さんは亡き親友が作り上げたと言ってもおかしくないあの合唱部を、今は名前が変わってしまったけど守り続けようとしてるのかもしれませんね?
在りし日の思い出がたくさん詰まった、あの場所を。
…まぁ、ぼんやりと考えただけの大したことない推測にすぎないのですが(ぁ
羽奏がお母さんから色々と教えられたように、教頭さんもまひるさんから教えられた事がたくさんあったんでしょうね。
お母さんとの曲を作るために2人でどうやって曲を作ったのか聞いてくる和奏に対し、
「楽しんでいないからです。作らねばならないと思ってるうちは無理です。それは作業です。歌というものは、心の奥から自然と溢れてくるものでしょう?」
なんて優しく諭してくれた教頭さんがとてもステキでしたよ(´∇`)
教頭さんは和奏と同じタイプで、まひるさんから「難しく考え過ぎだよ」なんて言われてたみたい。
でも、教頭さんは「音楽は音を楽しむもの」だって事をまひるさんに気付かされたようで…
まひるさんから教えられた事を、今度はまひるさんの娘である和奏に教えているところが何ともまぁ感慨深いですよねぇ。
生前まひるさんが受験に合格したら一緒に曲を作りたいって言って書いていた楽譜を、娘の和奏が今まさに曲にしようとしている。
教頭さんは内心、その事を喜んでるような気がするんですよね。
大切な人の娘だから、周りの生徒と区別して接してしまうかもしれない。
自分自身そう思ってるから、和奏に必要以上に甘くする事も厳しく接する事もしないと言って自分に釘を差してたんじゃないかなぁ。
こうしてしげしげと考えてみると、教頭さんって実に人間的な部分を持った方ですよねw
最初の頃は「なんて冷たい人なんだ!」って思いながら観ていたけど、話が進んでいくにつれて厳しいだけで冷たい人なんじゃないんだなって事が分かってきましたよ。
生徒の事を大切に想ってるからこそ、厳しくあたるんしょうね……ホント、いい先生だと思います。
ショウテンジャーの話の方は、もう何というかスゴイスゴイw(何
リーダーを務めるウィーン、事前にスーツを着込んでやってくるとかやる気満々です!
初陣でも来夏たちが恥ずかしがって沿道になかなか出ない中、ウィーンは1人全力でレッドをお勤め中!
ウィーンに最も早く追従したのが来夏、ってところがまた乙なものだと思いますw
さすが来夏、主人公らしいというか切り込み隊長的というか(ぁ
ああやって先陣を切ってくれる子がいると、周りも人もじゃあ私も僕もって続きやすいですよね!
ヒーローショーを声楽部のリーダー格さんがチラッと見てて、結果的にそれが教頭さんに告げ口されてアルバイトは云々って話に発展していく事になりましたが、きっと声楽部の2人は来夏たちの姿を見てバカにしてたんだろうなって思う。
ひそひそ話してる雰囲気が、モロにそんな感じだったんですものw
バカにされても仕方ないぐらい確かに観てて笑っちゃいましたが、合唱部の皆さんがヒーローショーをやってくれなんて頼まれたら、絶対に出来ないと思うんですよね。
あんなに大勢の人々が観る中、ヒーローとしてショーを全力で勤めあげる来夏たちは本当にスゴいと思います!
バカになってキャラになりきれてる分、来夏たちの方がある意味大人ですよね。
みんな輝いてたけど、その中でもとりわけよかったのはやっぱりウィーン。
来夏の大切な大切なコンドルクインズのサイン入りレコードが入ったひったくりを、相手が自転車なのに全力で走って追いかけるウィーンの姿を観た時は笑わざるをえませんでしたけども
ヤンに自分がヒーローをやって商店街のみんなを守ってる事や自分には大切な仲間たちがいるんだーって事を伝えるウィーンの独白を、ひったくりを追いかける彼の姿を観ながら耳にしていたら何だか泣けてきてしまって…
うん、紗羽ちゃんのお父さんが一喝する回に引き続き、またもや涙を流してしまいました・゚・(ノД`;)・゚・
ひったくりと揉みあいへし合いになって吹き飛ばされても、決してへこたれず立ち上がってガンバライジャーのテーマソングを歌い始めるところなんてね、もうね…
「ヒーローに諦めという選択はないんだ!」
何があっても決して諦めたくないというウィーンの気持ちが乗った、実にいい一言でしたよ…!
ヤンに書いた手紙をそのまま机の中に仕舞っちゃうシーンがちょっと切なかったけど、いつかきっとヤンに読んでもらえる時がくるから。
決して諦めず、一つの事を全力でやり抜く事の大切さを学ばされたような気がします。
今回の話も、とってもとってもステキな話でございました!
そんなわけで、第10話でした。
今回も感動的な話、感動はしてもほとんど泣かない私が涙を流すんだからかなりのものだと思います(何
いやぁ、うん……すばらしい、この一言に尽きますね。
残り数話でしょうから、残すところは白祭と何やら不穏な影を残す計画をどうにかするのみでしょうね。
ウィーンのリーダーっぷりも素晴らしかった、ガンバライジャーのテーマソングを歌う彩陽さんのソプラノにはビビッときた。
白祭での合唱ときどきバドミントン部がどんな活躍を見せてくれるか、楽しみで楽しみで仕方がありません!
次回「満ちたり 欠けたり」


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2012/09/06 Thu. 14:11 edit
Category: .2012年の作品 TARITARI【終】
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