TARITARI 第12話「重ねたり 響いたり」
何だかんだで紗羽ちゃんのベストショットは自分だけのものにしちゃう田中にニヤニヤです(何
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今回は白祭中止の方向で依然として進む一方で、来夏たちはそれでも諦めず準備を進める話。
うん、普通にいい話です。
「普通に」って言うと何だか語弊があるかもしれないけど、いたって普通にとっても感動できる話でした(´ω`)
「今回の話の中でどこが1番よかった?」って聞かれたら、迷わず「全部!」って答えちゃうような、そんな普通のいい話でした。
いやね、もうね、スゴイですよね、来夏たちって。
普通の生徒なら諦めて当然なレベルの白祭中止なのに、生徒会の方から白祭中止の中止を理事会に提案する案さえも多数決で否決されてしまったのに、それでも諦めない気持ちでいっぱいで。
声楽部の……何だっけ、広なんとかさんから言わせてみれば、来夏たちのやってる事は確かに自分勝手な行動なのかもしれないけど。
来夏たちからすれば、いつぞやの話でもあったように「諦めなくていい事まで諦めたくない!」って気持ちなんだろうなぁ。
たとえ自分勝手だと思われても、それでも自分たちが積み重ねてきた歌を……想いを、皆に発表して少しでも楽しんでもらいたい。
3年生になってから合唱時々バドミントン部を設立して、色んな出来事があって衝突して、それをみんなで一緒にがんばって解決してきたからこそ今の来夏たちがいる。
そんな自分たちの軌跡を、想いを「歌」という形にして披露してみんなの前で発表する。
それがどれだけ自分たちにとって大切な大切な思い出になるのかは分かりませんが、きっと生涯忘れられないような思い出になるんだと思います。
「みんなで一緒に歌ったら、多分卒業してバラバラになってもこの歌を聴く度にみんなの事を思い出すよね」
「もしこの歌をたくさんの人が聴きに来てくれて、楽しいを想いを共有できたら、いつかまた苦しい事に出会った時、たくさんの人に応援してもらった事を思い出して諦めずにがんばれるような気がする」
今回の序盤に来夏たちの前で和奏が言ってくれたこの二言の中に、今の5人の気持ちが集約されてるんでしょうね……きっと。
うん、確かに自分勝手ではあると思います。
でもそれは、逆に言えばそれだけみんなの前で伝えたい想いを胸に抱いているという事。
いいじゃないですか、自分勝手でも。
それをする事で自分たちが後悔なく先に進めて、周りの人が拍手を送ってくれるのなら、それはそれでステキな事だと思います。
「後悔するなら、やらずに後悔するよりやって後悔しろ」
その意気でガンガン行っちゃえ!って気分ですな、えぇw
いいんですよ、自分の発表の時ぐらいは自分勝手でも!
諦めて後でずっと後悔するなんかより、よっぽどマシってやつですわ!
そんなこんなで、決して諦めずに準備を進めていく来夏たち。
ウィーンが丹精込めて作り上げたあの美しい小道具たちが業者さんたちによってゴミ集積所に運ばれてしまって、何とか取り返せたけど作り直す他ないぐらいに破損してしまって。
それで一旦は来夏たちの絆が崩れかけそうになってましたが、そんな中「また作り直せばいいんだよ」って言ってくれたウィーンがとっても印象的でしたよ。
ホントなら、ウィーンが誰よりも悔しいし悲しい立場なんですよね。
自分が作った物なんだから、そう感じるのも当然です。
でも、物は作りなおせばまた元に戻るんですよね。
この世の中には、一度壊れてしまったらもう元には戻せないものだってたくさんあるわけで……そっちの方をウィーンは優先したんだろうな、きっと。
あーうん、やっぱりウィーンは男性版主人公にしか見えません(ぁ
田中も田中で、みんなの見えないところでがんばってる姿を見せてくれていましたね~。
手先が不器用で絵もあまり上手じゃない田中だけど、彼の取り柄はその交友関係の広さにあるんだと思う。
クラスに誰だって1人、何もしてないのに自然と周りに輪が広がっちゃうような人っていますよね?
田中って多分、そういうタイプだと思うんだよねw
彼の不器用さも反って放っておけない気持ちにさせる要因の1つになっていて、裁縫を代わりにやってくれる事になった子みたいに何だかんだで助けになってあげたくなっちゃうんだろうな。
人の助けを甘んじて受け入れられるところも、田中のいいところの1つなんじゃないでしょうか。
うん、田中の姿を見てるとつくづく人と人とが助け合う事の大切さを感じちゃいますね。
まさか、現時点で大きな課題になっていた衣装云々を田中が解決してしまうなんて…!
田中、さすがです!
和奏の方は母・まひるさんのお墓参りに行って……そこで、同じく墓参りに来ていた教頭さんと出くわして。
「音楽に愛されていたのは、やっぱりあなただった」なんて言葉を聞いてしまうと、ちょっと悲しくなっちゃいますよね。
白浜坂で声楽部の顧問として弁を振るう事で、教頭さんは少しでもまひるさんに近づきたかったんでしょう……音楽に愛され、1人で合唱部を引っ張っていたあのまひるさんに。
でも、多分そうやって1人で何でも出来ちゃう人って、一種の才能だと思うんですよね。
限られた数少ない人間にしか手にすることの出来ない、特権。
教頭さんとよく似たタイプの和奏と教頭さんの何が違うのかと言えば……それは陳腐な言葉なのかもしれませんけど、傍にいて一緒に苦楽を共にしてくれる仲間がいるかいないかだったんだと思う。
1人で出来ない事ならば、みんなで協力すればいい。
言ってみれば簡単な事ですが、それがなかなか実際には難しいんです。
1人で何でも出来てるように見えたまひるさんにも、自分という一緒になって意見を言い合えたりするような友人がいた……和奏の言葉からそれに気付けた教頭さんは、今後どう変わっていくんでしょうね?
何となく、それがちょっと楽しみだったりします(´∇`)
来夏が伴奏を頼んでる子が例の楽譜を持ってても何も言わなかったってところが既に、教頭さんに変化が見られる証拠だよね!
はてさて、明日は白祭が開催される日……天気は土砂降りの雨模様。
はたしてどんな結末を迎えるのか、最後まで目が離せませんね!
そんなわけで、第12話でした。
次回が最終回ですね、3ヶ月があっという間だったような気がしてきます。
もうここまで来れば、あとは何も言わず最後まで見届けるのみ…
がんばれ、来夏たち!
次回(最終回)「晴れたり 泣いたり あとは時々歌ったり」

クリックしていただけたら、管理人は大喜びすると思います(何
今回は白祭中止の方向で依然として進む一方で、来夏たちはそれでも諦めず準備を進める話。
うん、普通にいい話です。
「普通に」って言うと何だか語弊があるかもしれないけど、いたって普通にとっても感動できる話でした(´ω`)
「今回の話の中でどこが1番よかった?」って聞かれたら、迷わず「全部!」って答えちゃうような、そんな普通のいい話でした。
いやね、もうね、スゴイですよね、来夏たちって。
普通の生徒なら諦めて当然なレベルの白祭中止なのに、生徒会の方から白祭中止の中止を理事会に提案する案さえも多数決で否決されてしまったのに、それでも諦めない気持ちでいっぱいで。
声楽部の……何だっけ、広なんとかさんから言わせてみれば、来夏たちのやってる事は確かに自分勝手な行動なのかもしれないけど。
来夏たちからすれば、いつぞやの話でもあったように「諦めなくていい事まで諦めたくない!」って気持ちなんだろうなぁ。
たとえ自分勝手だと思われても、それでも自分たちが積み重ねてきた歌を……想いを、皆に発表して少しでも楽しんでもらいたい。
3年生になってから合唱時々バドミントン部を設立して、色んな出来事があって衝突して、それをみんなで一緒にがんばって解決してきたからこそ今の来夏たちがいる。
そんな自分たちの軌跡を、想いを「歌」という形にして披露してみんなの前で発表する。
それがどれだけ自分たちにとって大切な大切な思い出になるのかは分かりませんが、きっと生涯忘れられないような思い出になるんだと思います。
「みんなで一緒に歌ったら、多分卒業してバラバラになってもこの歌を聴く度にみんなの事を思い出すよね」
「もしこの歌をたくさんの人が聴きに来てくれて、楽しいを想いを共有できたら、いつかまた苦しい事に出会った時、たくさんの人に応援してもらった事を思い出して諦めずにがんばれるような気がする」
今回の序盤に来夏たちの前で和奏が言ってくれたこの二言の中に、今の5人の気持ちが集約されてるんでしょうね……きっと。
うん、確かに自分勝手ではあると思います。
でもそれは、逆に言えばそれだけみんなの前で伝えたい想いを胸に抱いているという事。
いいじゃないですか、自分勝手でも。
それをする事で自分たちが後悔なく先に進めて、周りの人が拍手を送ってくれるのなら、それはそれでステキな事だと思います。
「後悔するなら、やらずに後悔するよりやって後悔しろ」
その意気でガンガン行っちゃえ!って気分ですな、えぇw
いいんですよ、自分の発表の時ぐらいは自分勝手でも!
諦めて後でずっと後悔するなんかより、よっぽどマシってやつですわ!
そんなこんなで、決して諦めずに準備を進めていく来夏たち。
ウィーンが丹精込めて作り上げたあの美しい小道具たちが業者さんたちによってゴミ集積所に運ばれてしまって、何とか取り返せたけど作り直す他ないぐらいに破損してしまって。
それで一旦は来夏たちの絆が崩れかけそうになってましたが、そんな中「また作り直せばいいんだよ」って言ってくれたウィーンがとっても印象的でしたよ。
ホントなら、ウィーンが誰よりも悔しいし悲しい立場なんですよね。
自分が作った物なんだから、そう感じるのも当然です。
でも、物は作りなおせばまた元に戻るんですよね。
この世の中には、一度壊れてしまったらもう元には戻せないものだってたくさんあるわけで……そっちの方をウィーンは優先したんだろうな、きっと。
あーうん、やっぱりウィーンは男性版主人公にしか見えません(ぁ
田中も田中で、みんなの見えないところでがんばってる姿を見せてくれていましたね~。
手先が不器用で絵もあまり上手じゃない田中だけど、彼の取り柄はその交友関係の広さにあるんだと思う。
クラスに誰だって1人、何もしてないのに自然と周りに輪が広がっちゃうような人っていますよね?
田中って多分、そういうタイプだと思うんだよねw
彼の不器用さも反って放っておけない気持ちにさせる要因の1つになっていて、裁縫を代わりにやってくれる事になった子みたいに何だかんだで助けになってあげたくなっちゃうんだろうな。
人の助けを甘んじて受け入れられるところも、田中のいいところの1つなんじゃないでしょうか。
うん、田中の姿を見てるとつくづく人と人とが助け合う事の大切さを感じちゃいますね。
まさか、現時点で大きな課題になっていた衣装云々を田中が解決してしまうなんて…!
田中、さすがです!
和奏の方は母・まひるさんのお墓参りに行って……そこで、同じく墓参りに来ていた教頭さんと出くわして。
「音楽に愛されていたのは、やっぱりあなただった」なんて言葉を聞いてしまうと、ちょっと悲しくなっちゃいますよね。
白浜坂で声楽部の顧問として弁を振るう事で、教頭さんは少しでもまひるさんに近づきたかったんでしょう……音楽に愛され、1人で合唱部を引っ張っていたあのまひるさんに。
でも、多分そうやって1人で何でも出来ちゃう人って、一種の才能だと思うんですよね。
限られた数少ない人間にしか手にすることの出来ない、特権。
教頭さんとよく似たタイプの和奏と教頭さんの何が違うのかと言えば……それは陳腐な言葉なのかもしれませんけど、傍にいて一緒に苦楽を共にしてくれる仲間がいるかいないかだったんだと思う。
1人で出来ない事ならば、みんなで協力すればいい。
言ってみれば簡単な事ですが、それがなかなか実際には難しいんです。
1人で何でも出来てるように見えたまひるさんにも、自分という一緒になって意見を言い合えたりするような友人がいた……和奏の言葉からそれに気付けた教頭さんは、今後どう変わっていくんでしょうね?
何となく、それがちょっと楽しみだったりします(´∇`)
来夏が伴奏を頼んでる子が例の楽譜を持ってても何も言わなかったってところが既に、教頭さんに変化が見られる証拠だよね!
はてさて、明日は白祭が開催される日……天気は土砂降りの雨模様。
はたしてどんな結末を迎えるのか、最後まで目が離せませんね!
そんなわけで、第12話でした。
次回が最終回ですね、3ヶ月があっという間だったような気がしてきます。
もうここまで来れば、あとは何も言わず最後まで見届けるのみ…
がんばれ、来夏たち!
次回(最終回)「晴れたり 泣いたり あとは時々歌ったり」


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2012/09/18 Tue. 04:33 edit
Category: .2012年の作品 TARITARI【終】
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