・最優秀作品『Fate/Zero』おそらく多くの方々が取り上げられる作品だとは思いますが、今年1年で最もよかった作品はと聞かれたら私は迷わずこの作品をあげさせていただきます。
きめ細やかなハイクオリティの戦闘描写を半年間全力でやり切ってくださったのは勿論の事、どの陣営も陰る事なく濃密でまばたきするのも惜しいぐらいのストーリーを展開させていっていたのが印象的でした。
昨今では可愛げで親しみの感じられる作品がそれなりの数の占めていますが、本作のような所謂「おっさん」ばかりの作品もまた心躍らされるものがあるのだなとしみじみ感じた作品でもあります。
どのキャラクターもまるで本当に生きているかのように躍動感溢れている、素晴らしい作品でした。
次点を挙げるとすれば、私の中では
『TARITARI』でしょうか。
面白さだけなら
『BTOOOM!』を挙げてもよかったのですが、前者の方が総合的な能力では上かなと。
「歌」をテーマにしているだけあって歌パートには並々ならぬ力が入っていたのを容易に感じ取る事が出来ましたし、高校最後の夏という一生に一度っきりの時期に体験してみたかった青春がギュッと敷き詰められたステキな青春ストーリー作品でした。
・特別賞『坂道のアポロン』ノイタミナ枠にて放送されていた作品でしたっけね、この作品。
ジャズとラブコメが混じった一風変わったテイストの作品だなと感じていた記憶がありますが、何よりもジャズの演奏パートがとてつもなく素晴らしくカッコよかったです。
ジャズってスゴイな、こんなにもカッコいいんだと新境地を開拓させられたかのような感覚を覚える作品でした。
ジャズをそれなりにかじってる人は勿論、ジャズを全く知らない人なら尚更楽しめる作品だったんじゃないかなと思います。
ラブコメ要素が入っているものの、キャラデザが丸っこくなくシャープな雰囲気あるものになっていたところも個人的にはよかった部分です。
このような作品が有象無象の1つとして埋もれてしまうのは何だか惜しい気がしましたので、挙げさせていただきました。
次点は……うーん、特別賞としてあえて挙げるような作品は他にないかな。
1年に100本以上新作が生まれ出てくる近年で夏期に放送されていたこの作品を特別賞として挙げる事自体、なかなかない事なのかもしれません。
・男性キャラ部門『ライダー(征服王イスカンダル)』Fate/Zeroこの1年で最も胸をアツくさせ真の漢たるものを見せつけてくれたキャラクターと言えばこの人でしょ!
という事で、全く迷いもせずにライダーを挙げさせていただきました。
欲を言えばライダー&ウェイバー・ベルベットと書きたいところなのですが、どちらか片方を選べと言われればライダーの方を。
Fate/Zeroの顔と言っても申し分ないぐらい素晴らしい人物だったと思います。
死に様も美しく、最後の最後まで王としての立ち振る舞いを知らしめてくださった素晴らしいキャラクターでした。
その後の最終回までの残り数話がやはりどうしても寂しく感じてしまったのは、もはや言うまでもありませんよね…?
次点は
『ウィーン』TARITARIですねー、どんな状況においても決して諦めない強い心を持ったそのキャラクター性に何度も感動させられました。
田中大智の方も悪くはありませんが、彼と比べたら若干見劣りするような気がする。
・女性キャラクター部門『谷川柑菜』あの夏で待ってるTARITARIの
沖田紗羽かどちらにしようか迷いましたが、TARITARIの名はもう何度も口に出してるのであえてこちらをチョイス。
いつも損な役回りになって空回りしてばかりの彼女でしたが、それでもいつも元気な様子を見せて場の空気を明るくしようと努めていたところが印象的だったかなと思います。
そんな様子が健気であり、またどことなく悲しくもあったわけですが…
前を向いてがむしゃらに歩き続ける事の大切さを教えてくれたキャラクターでした。
・OP部門『Trip-innocent of D-』ハイスクールD×D曲だけの評価ならば、間違いなく私はFate/Zero1期OPの
『oath sign』を選んでいると思います。
しかしながら、映像も込みの評価というならばハイスクのOPに僅かながら軍配が上がるかなと。
いやもう、拳を振り上げて戦うイッセーが勇ましいんです、カッコいいんです。
はい、それに尽きると思います(待
元々曲調的に好きな曲でしたし、サビの入り方とOPアニメーションがいい感じにマッチしてると個人的に感じてるんですよね。
曲だけならFate/Zero2期のOP
『to the beginning』もいいですし、中妹OPの
『Choose me ダーリン』だっていい感じ。
TARITARIのOP
『Dreamer』も捨てがたいのですけどね。
ちなみにですが、もしジョジョが今年いっぱいで終わっていたらそのOPである
『ジョジョ~その血の運命(さだめ)~』を最優秀OPとして挙げていたであろう事も合わせて書き記しておきます。
・ED部門『潮風のハーモニー』TARITARIED部門の方はそれほど迷う事なく、すんなりとこの曲に収まりました。
話が進んでいくにつれて徐々に歌い手が追加されて、最終的には合唱ときどきバドミントン部の5人が奏でる歌に変貌を遂げていったところが面白い演出でありステキな部分だったかなと。
アニメーションを観ているだけでも、ホントに楽しんで歌ってるんだなって事がよく伝わるものになってたような気がします。
男性陣まで歌がお上手なんて聞いてないですよ、ホントに(ぇ
そんなわけで、以上が私の2012年アニメアウォーズ!となります。
記事の冒頭にも触れさせていただきましたが、今回もお誘いの言葉をかけてくださったおちゃつさんには最大限の感謝の言葉を。
今年も楽しい一時が味わえました、ありがとうございます!
今年1年を振り返ってみると様々なオリジナルアニメが各クールに1つないしは2つ放送されていて、充実した1年になっていたんじゃないかなぁという気がしましたね(´ω`)
はたして来年はどうなるのでしょうね?制作会社さんも大変なのでしょうが、オリジナルアニメがもっと増えたらなぁって思ってます(´∇`)
オリジナルアニメって、誰も先が分からないからワクワクさせてくれますしね!
最後になりましたが、この企画に参加している各ブロガーさんのそれぞれの記事もどうか読んであげてくださいませ。
みな思い思いにあれこれ考え、苦心して練り上げた記事が立ち並んでいると思われますので…
どうしてこんな事を書くのかと言うと、私自身に対する戒めという意味合いが強いためです(ぇ
今年こそはそれぞれの評価記事に目を通さないとね、うん。

クリックしていただけたら、管理人は大喜びすると思います(何
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