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惑星観測所の記録

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閃光のナイトレイド 第2話「回想のロンド」 



桜井殿、変わっておりませんな!(何





今回はユダヤ系ロシア人・クライネフが本当にスパイかどうかを探る話。
ロンドか……なるほど、まさにサブタイ通り。
訳あり集団やのぅ、桜井機関って。



ん~、どう書こうかな。
お話的にダメってわけではないんですが、感想を書きにくいんですよね。
観る分には良いんだけど、文章化しづらいと言いますか。
言葉は断片的ながらも頭に思い浮かぶんだけど、その言葉と言葉を繋げるのが難しいのです。
…まぁ、そんなことを言っても仕方ないけどね。



今回の話の中で葵・葛・雪菜の過去がちっとばかし明かされたわけですが、皆さん何かしらの傷を背負って生きてるんですね。
葵は婚約者?を亡くし、葛は自らの能力が災いとなって出世の道を絶たれ。
雪菜は関東軍の一個中隊と共に姿を消したらしい兄・勲が失踪した後に、父を亡くすと…
初回で葛は自分の能力を使うことを嫌がってましたが、あんな理由があったのですねー。
どんな理由で使うことを躊躇ってるのかと思ってたけど、やけにリアルな理由なのね。
そりゃあ、人生を棒に振った原因がその能力そのものにあるんだったら、あまり使いたくないわな(^-^;)
当時の事はよく知らないけど、おそらく軍隊に入って出世することは葛にとって誇りだったのでしょう。
それが、当時の男性達にも該当するかは分からないけれど。

雪菜の兄である……何でしたっけ。
勲でしたっけ、彼は今後も話に絡んできそうですよね。
実際、次回で雪菜に手紙を送ってきたらしいし。
勲がどうのこうのって話は物語の終盤まで引っ張るのかな?
あんまりしつこいのも良くないから、3話ぐらいでケリをつけて欲しいところであります。


しっかしまぁ、ここまで揃いも揃ってワケ有りとなると、
桜井殿があえてそういう者達を選んで引き抜いてるとしか考えられませんね。
桜井信一郎、底の見えぬ男なり…!
厄介事ばかりで大変だから、進んでやりたがってるとも思えないけど…
一体、何を考えて裏方に徹してるんだろう?



で、スメルノフさんがスパイかどうかという話なんですけどね。
スパイってのはよろしくない葛の家に則って言えば“正道に反する行為”なんでしょうけど、
よくよく可哀相な境遇だなと思います…
「反ユダヤを謳った政党」って、明らかにアレですよね。
ドイツで、ファシズムを掲げてたアレ。
時代的に様々な差別が根強く残ってた頃なのは分かるけど、人種差別はいけないことですよね。
というか、差別がいけない。


驚異的な記憶力。
結局のところ、スメルノフさんもその能力によって人生を狂わされた一人だということか。
音楽をやってる時だけはスパイではなく、音楽家としての自分で居られたんだろうね…
それは雪菜に熱心にバイオリンをレクチャーしていたところからも、暗闇の中で演奏を続けたところからもよく分かると思います。

やはり、戦争はいけないね。うん、いけない。
悲しい時代だよ…








自分は音楽関連はさっぱりなのですが、スメルノフさんが最後に弾いてた曲は凄く良かったです(´∀`)
悲痛な感じが、ひしひしと伝わってきましたよ。
アレって、葉加瀬さんが弾いたのかな?

ちなみに、雪菜の演奏とスメルノフさんの演奏との違いはよく分かりませんでした(何
その筋の方が聴いたら、明らかにスメルノフさんの方が上手なんだろうな~。


初回のEDで流れた「約束」ですが、実はOPだったということにビックリ!
OPの方が好きなことに変わりはないですが、EDも良いですね~。
サビの、高音の部分が好きです。
ビアノなどの音はあくまで脇役で、歌い手さんの声を前面に押し出した感じかな。
うむ、聴いてて心地好い。


次回は勲から手紙が届き、四大デパートの1つに向かう話らしいです。
あの手紙の差出人って、本当に勲からなのか!?




次回「ビッグフォーに影は落ちる」


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2010/04/18 Sun. 09:33  edit

Category: .2010年の作品 閃光のナイトレイド

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コメント

こんばんは

話の要点をしっかり押さえた見事な感想ですね!
自分はこういう論理的な文章書くの苦手なので尊敬します。

実を言いますと、自分はこの作品の感想切ろうかと考えてるんですよね。
事前にそこそこ期待していたんで感想も継続するつもりだったんですが、ちょっと難解というか、歴史的背景等を把握してないと理解しづらい硬派な作品なんで、感想このまま続けるのは難しいなと思いまして…。

その点、Plutorさんは内容をしっかり把握した上で整合性のある感想を書いてらっしゃるのでさすがだと思います。

黄助 #- | URL | 2010/04/20 22:54 | edit

>黄助さん

こんばんはです(*^ー^*)
お褒めに預かって大変嬉しく思うのですが……あのですね。
3話、録画忘れで観れなくなりました(爆)
今回に限ったことではないので、「仕方ないか…」とすぐに諦められましたが、
期待して下さってたのなら本当に申し訳ないです(^-^;)
備えあれば憂いなし、ですよね。。。


う~ん。
実を言うと、文章を論理的に組み立てようとかはあまり考えてないんです。
書きたいことを少し頭に思い浮かべて、そこからは勢いで書いていってるんですよね。
だからテンションが高い時は見るに堪えない文章になるし、そうでない時は割と落ち着いた感じになるのかなぁと。
この作品の場合は雰囲気的に後者に近いので、内容をよく噛み締めて書いている“つもり”です。
というか、この作品は心の中できちんと整理しないと記事を書けそうにない(^-^;)


ぁ、何だか随分偉そうなこと言ってますが、私は自分の書き方を良いとは思ってませんよw
良くも悪くも、その時の気分によるというのがいけないところです(´~`;)
他が絶賛してるのに、自分は「微妙だった」なんて言ってるのはよくあること(ぁ

書きたいことが多すぎて、文量が多くなってしまうところもダメですな。
まとまりのない文章って、読む側もツラいですしね。
安定した文章を書きたいと思いつつも、なかなか上手くいかない…


>>歴史的背景等を把握してないと理解しづらい硬派な作品

あ~……それは言えてるかもしれませんね。
第二次世界対戦下の時代背景を土台にした上で話が展開していくので、知らない人には厳しいかもです。
感想自体、書きにくい作品ですしね(^-^;)
おそらく、言葉に表さずに胸の中で思い巡らす方が良い作品だと思います。

自分は中学レベルの知識しか持ち合わせていない、と言っても単なる気休めにしかならない上に反感買いそうなので、
とりあえず黙っておきます(何
書きにくいなら、視聴だけでも良いと思いますよ!
萌え系作品が大量輸入されてる中、こういった作品がやってるというのは珍しいことですのでっ。


「まとまりのない文章は良くない」と言ってる傍からひどく長い文章になってしまって、すみません(^-^;)
書きすぎは自己満足にしかならないなぁ…
コメントへの反応も遅かったし、反省づくしです(>_<)

ではではー。

Plutor #Oj.PUqxM | URL | 2010/04/22 04:18 | edit

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