Angel Beats! EPISODE.06「Family Affair」
何でも自分の思い通りにするのが神のすべきことじゃねぇだろう!(何
今回は生徒会長代理・直井がトップに就いたことで粛清を始める話。
あ~、ここで成仏した理由を語ってしまうのね。
満足とかいう観念的なものじゃなくて、夢を叶える=成仏という至極分かりやすいものだったか。
今はもう叶えることの出来ない未練を持ってこの世界に来た人って、どうやったら成仏できるんだろうね…?
Aパートのさらに半分ぐらいまでがギャグパートで、後は全力でシリアス。
うん、良いバランス配分だったと思います。
ずっとシリアスってのも辛いからね、精神的に。
教室の後ろで麻雀をやっててもあまり注意しない、先生の優しさに泣けたww
いや、そこは注意しようぜw
それがNPCって奴なのか。
ぁ、授業中に筋トレしてる謎キャラはスルーの方向で(何
音無と天使ちゃんは独房にしか見えない反省室に入れられる。
そうなった理由は定められた時間外に食堂であの激辛麻婆豆腐を食べたからなんだけどね。
それが校則違犯だと知った上で食べてるのかと思ってたけど、まさか素で忘れてたなんて!
麻婆豆腐が好きってことも音無に言われて初めて気付いたみたいだけど、これは伏線ですか?
それとも、天使ちゃんの天然っぷりを露呈させるもの?w
伏線だと捉えられなくもないけど、今は良い言葉が見つからないから、とりあえず保留ですかね…
そんなことよりも、もっと大事なことがあるんだよね、うん。
「たちばなに変な質問をしなかったら、味方になれたのかもしれない」という音無の言葉に対する天使ちゃんの返しを聞いたら、
何だか寂寥の念に駆られてしまったよ…
そうなんだよな……天使ちゃんと仲良くなるってことはつまり、普通に授業を受けて普通に食堂に行って学食を食べるってことなんだよな。
要するにそういうことをしてる内に現世に対する未練がなくなってしまって、それで天使ちゃんの前からいなくなってしまうということ。
天使ちゃんがどうしようもない状況に立たされていて、泣きたくなります(ノд<。)゜。
彼女の言葉から察するに、きっと前は友達が居たんだね。。。
ゆりっぺが言ってた授業を受けたら云々ってのが事実だと悟るのと同時に、言い表しようのない憤りを感じた。
運命を呪って死んだ世界に来たわけだけど、結局この世界も現世と変わらず理不尽なんやな…
「だったら天使ちゃんが品行方正から逸脱した生活を送れば良いじゃない!」という気も確かにします。
が、多分それは天使ちゃんには出来ないんだと思う。
そういうことをする自分を許せないんじゃないでしょうか。
真面目やね、天使ちゃん。
そういえば、天使ちゃんは普通に授業を受けたりしてるのにどうして消えないんだろう?
満たされぬ想いをずっと抱えながら、勉強をしているってことなんだろうか。
それとも、学校生活というものが天使ちゃんの夢の延長線上にあるんだろうか。
…やっぱり、前からの予想通り後者かなぁ。
“生徒会長”という場所は天使ちゃんにとって、自らの孤独を埋める場所だったのかもしれない。
現世でもやっていたかどうかは知らないけど、少なくとも死んだ世界においてはそうだったんだと思う。
だからこそ、生徒会長の座を降ろされた天使ちゃんはあんなにも意気消沈してたのかもね。
生徒会長という立場に居た頃は3話のワンシーンにもあったように、一応注目されてたんだろう。
周りは悪い印象ばかり持ってたかもだけど、それでも見向きもされないよりはまだマシってやつです。
ところが一般生徒という立場になると、それすらもなくなってしまう。
…辛いな、ホントに。
一度充足感を覚えると、いざそれがなくなった時により寂しい気持ちになるんだろうね(^-^;)
…ん?ちょっと待てよ?
天使ちゃんの実情を踏まえた上で3話のことを考えてみると、また違った見方が出来るかも。
ライブ会場に来ても何もしなかったのって、皆に注目されてるガルデモが羨ましかったからなんでしょうかね?
…いや、それはさすがに考えすぎか。
でも、他にどんな理由があるのかよく分からないんだよね。
天使ちゃんのあの行動には、もっと深い意味があるんだろうか。
というわけで、まだ本題に移ってないのにひどい文字数だよ!(何
考えさせるような内容が多すぎる…
直井も直井で、随分悲惨な運命を辿ってきたんだなぁと思います。
だって、“直井文人”という存在を消されて、兄である“直井健人”として生きることを余儀なくされたんだもんな…
陰で暴力を奮うのはいただけないし、SSSに対するグラウンドのアレは明らかにやり過ぎだったけど、
直井自身も大きな傷を胸に秘めてるんだね…
それとこれとは話が別なんでしょうが。
回想シーンから察するに、直井の成仏条件は父親に自分の存在を認めてもらうこと?
…無理やん、それ(ぁ
直井父が死んだ世界に居るなら話は別だけど、居なかったら成仏できないやん(^-^;)
なんてことだ…orz
ぁ、直井の過去に対する音無の言動・行動はカッコ良かったですよね!
他の誰かのために悲しめるって、素晴らしいことだと思う。
こういう時の神谷さんの演技は好きなんだよなぁ。
無駄にアツくて(良い意味で)、心に深く突き刺さる感じ。
音無みたいなタイプのキャラばかりだったら、神谷さんがもっと好きになれるのに。
ところで、直井がゆりっぺに使おうとしてた催眠術とは何ぞや?
体験したとかじゃなくて、文字通り創り上げたのかい?
人を人形のように意のままに操れる能力……ゴクリッ(待
今回の主役であった、直井の感想を短めでお送りしてしまいました。
天使ちゃんの方を少し言及しすぎましたね……申し訳ない。
でも、まだ直井は成仏してないみたいだから大丈夫だよね!
今回で退場だと思ってたから、僕ビックリだよ!
音無が直井を抱きしめるシーンを観てBL的展開を想像してしまいましたが、まさにKYですよね(ぁ
いやさ、直井の表情もどことなく安堵感があったものだから、つい…
ちなみに血まみれで倒れてたSSSのメンバーですが、私は至極冷静に見つめてました。
「どうせ、死なないんだろ?」って感じで……はい、冷徹ですね。
死んでも死なないって設定があると、どうにもこうにも悲しめないよ(>_<)
というか、次回で折り返し地点になるのか。
残り半分なのに、退場者は岩沢だけって一体…
これは一気に大量消滅パターンですかね。
次回は確か、ライブ回でしたっけ?
奇数回はライブが入る、ってのをどこかから風の噂で聞いた覚えがあります。
音無の「死にきれねぇよ…」が一体どんな内容なのか、楽しみ。
そうそう、天使ちゃんの本名は平仮名で“たちばな かえで”だそうですよ!
・追記
今更だけど、直井の催眠術能力って反則スレスレだよねw
厳密には相手に幻覚を見せるようなものみたいだけど、あの能力はどうやって手に入れたんだろう。
自分を兄と思い込んで生活していたのと関係あるんやろか?
次回「Alive」
2010/05/09 Sun. 04:08 edit
Category: .2010年の作品 Angel Beats!【終】
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コメント
こんにちは
コメント失礼します。
今回のエピソード、個人的にはかなり感動出来たエピソードだったんですが、他所のブログさんや掲示板等では否定的な意見が多く、一部ではかなりの酷評されてたものですから、Plutorさんの感想が肯定的な内容で正直ホッとしました(笑
自分の楽しめた回を非難する感想読むと当然ながら気が滅入りますからね…。
自分はラストの音無の説得(説教?)のシーンは良かったと思うんですけど、あれにいまいち乗りきれなかったとか、白けてしまったという方々も多かったみたいなんですよね。
直井はまだ登場して間もない新参キャラだから視聴者側も彼の不幸な境遇に感情移入しきれないってのもあるかもしれませんが。
やはり、1クールという短い尺に多くの要素を詰め込んだ弊害が出てきてるんですかね…。
天使ちゃんが規律に従った生活してても消えない理由としては、彼女が他のPCと違う特別な存在であるとも考えられますよね。
もしくは、品行方正な生活すると消えるという前提自体が誤りなのかも。
ゆりっぺや直井の言ってる事が必ずしも真実とは限らないですし。
>黄助さん
こんばんは、コメントありがとうございます(*^ー^*)
ふぅむ、否定的な意見の方が多いのですか…
まぁ、そういう意見を持った方々はきちんと客観的に観れてるような気がしますです。
言われてみれば、色々と謎な部分(直井が裏で他生徒を殴っていた詳しい経緯とか、催眠術など)が多かったような。
直井が過去話を始める部分も、おそらく唐突感があるんだと思います。
これらは黄助さんのおっしゃってる通り、1クール作品であるが故の弊害でしょうね…
で、自分が肯定的な文章を書いているのは、多分天使とか直井の境遇に感化されちゃったからなんじゃないかなと。
彼らの話しを聞いた上で否定的に述べることなど、私にはできませぬ…
音無も力強くて、素晴らしい言葉を浴びせてましたよね。
あの部分は素直に感動してしまいましたw
自らの過去というしがらみに囚われることなく相手の話に素直に耳を傾けられるから、あのような言葉が掛けられるのかもしれないですね?
どこまでも視聴者目線で、心強い限りです(´∀`)
>自分の楽しめた回を非難する感想読むと当然ながら気が滅入ります
あ~……これはありますね(^-^;)
自分の場合はその逆で、楽しめなかった回なのに周りがどこも好評価ってのがあって、
そういう時はかなり落ち込んだりします(´~`;)
どんな感想を抱くかなんて人それぞれだから、正解なんてないのにね…
>天使ちゃんが規律に従った生活してても消えない理由
う~ん……どちらもありえそうですねー。
でも、どちらかというと後者の可能性の方が高いかもです。
激辛麻婆豆腐の件でもあったけど、この作品って意外と「思い込みによる誤った知識・真実」を題材にしてる気がしますし。
実際に自分が体験してみないと、真実は本当の意味での真実にはならないんですよね!
それでは、毎度のことながら長文失礼致しました…
ではではー。
Plutor #Oj.PUqxM | URL | 2010/05/10 21:00 | edit
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