伝説の勇者の伝説 第22話「αという名の獣」
親はいつだって、子の成長を陰ながら見守ってるものですよ(何
今回は胸を刺されてαの世界に行ったライナが“扉”に触れる話。
結局、リューラさんって何者なんでしょう?
ライナの父親でルシルの知り合いみたいだけど、一応人なの?
というか、あの遺物を使った意味が全く分からないw
突如現れたリューラさんに胸を刺され、意識を失ったライナ。
リューラさんの背後に音もなく現れたルシルが「勝手な事をしないでもらいたい」とか「まだ扉に触れてない」なんて言ってたけど、
よく分からないからスルーするよ!
何でも、大切な人を守るためには“扉”に触れる必要があるみたいですね。
そうする事で複写眼の真の力が解放されるのか、悪魔に打ち勝つ力が得られるのか。
その辺の事はよく分からないから、やっぱりスルーで!(待
リューラさんが何をするつもりだったのか結局彼の口から語られる事はなかったけど、
ライナに“扉”を触れさせるためだったんでしょうかね。
「ライナは死んだ」とフェリスに嘘を吐いたのも、自分の息子がどれだけ想われてるか判断するためだったのかしら?
浮ついた言葉遣いで歯の奥がグラグラするようなイライラ感を得ずにはいられませんが、
ライナに向けたあの悲哀に満ちた目からは息子を思う父親、どこにでもいる普通の父親の姿が感じられましたよ。
シオンに狙われてるっぽいから、そう安々とライナに会う事は出来ないんでしょうね。
憤怒、憎悪、殺意。
本来ならそういった類いの物は外界へ表出すべきでないものなのだろうけど、今回のフェリスの場合はむしろ美しいものの気がする。
自分のためではなく、他の誰かのために泣いたり怒ったり出来るのって素晴らしいと思うんだよね、私は。
自分のためにそうする事は、誰にだって出来る。
自分が嫌だと感じたから怒る、至極当然な感情です。
でも、他の誰かのためにというのは……その人の事を想わないと、出来ない事のような気がする。
まぁ、想われてる側は自分が大事にされてる事になかなか気付かないんだけどね!
いやぁ、今回は瞬く間に真っ赤になるフェリスが観られて良い気分ですよ
ライナが居なくて寂しがったり死んだと聞かされて怒りを見せたり、やっぱりフェリスは恋愛感情的な意味でライナが好きなのかなぁ。
シオンの変心(乱心?)の原因もちょっぴり明らかになりましたねー。
やはり悪魔と契約していたか、シオン!
吐血のはずなのに血が黄金みたいな色をしていたのにはビビりましたよ(^-^;)
ルシルは例の悪魔の分身というか、人間化した存在なのかな?
悪魔としての彼は、一体どれだけの力を有しているのでしょうか…
で、悪魔と契約した結果深層心理化で“聖なるシオン”と“あらゆる手段を講じて覇業を完遂させようとするシオン”の2人格が同居するようになったんですねー。
ライナを殺す事で救ってやる、即ち苦しみから解放させてやろうと考えてる後者のシオンは恐ろしい。
諦めるなよ……諦めたら、そこで試合終了じゃん…
ずっと前から、シオン自身がライナを救えない事を分かっていたかもしれない。
でも、己を信じてもがき続ければ、きっと活路を見出だせると思うんですよ。
シオンはどんな事があっても諦めない、そんな男だと思っていたんだがなぁ…
人体実験も後者のシオンが命じたんでしょうかね。
人体実験で至る所を弄くり回し、暴走したり脱走したら忌破り追撃部隊に指示して抹殺させる…
乱心どころか、もはや正気の沙汰じゃないような。
ミルクは優しい子だから、追撃部隊の裏の顔を知ったらきっと耐え切れなくなっていたでしょうね…
自分の部隊の真の顔、そしてローランドが今置かれている現状。
そういった現実を認識した上で、ライナを護ると断言してくれる彼女は芯の強い子ですよね。
小さな頃にライナに助けられたから、今度は私が……って感じなんだろう。
嗚呼、“仲間”って何か良いなぁ。
まぁ、「死ななかったら結婚してくれる?」という問いに対して、
ライナが「お前も死ぬな!」なんて言ったからミルクが大いなる勘違いをしてしまったのですがw
彼女にとっては小さな頃の単なる口約束、ではないんですねぇ~。
報われない恋って、燃えるよね(何
そんなわけで!
次回はいよいよローランドとガスタークの激突ですか!?
2国の間にどれだけの距離があるのかは知らないけど、
走っていくのはさすがに無理があると思うぞ!
次回の予告から最終回なニオイがぷんぷんしてたんですが、この作品って何話構成でしたっけ。
次回でシオンとのカラみをあらかた終わらせて、次々回でガスタークと戦って終わりですか?
たとえ何があっても、ライナとフェリスが居ればどんな困難にも打ち勝ってくれそうですね♪
次回「最後の日」
2010/12/10 Fri. 18:50 edit
Category: .2010年の作品 伝説の勇者の伝説【終】
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