『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』について
勢いだけで1月上旬に買ったものを、ようやく読み終えました。
あとがき合わせて263ページ。
ネタバレが若干ございますので、まだ読んでない方は気をつけて下さいね
『とある事情でしばらく離れ離れになっていたものの、ゆえあって再び一つ屋根の下で暮らすようになったふたりの兄妹が、特に波乱もない平和な日常をのんびりだらりと送っていく様子を、これといった起承転結もなくつづっていくだけの単調な物語』
そう銘打って始まる本作品。
この巻は各キャラの紹介と主人公との絡みがそれぞれ設けられてたわけですけど、
悪くはない作品だったとは思います。
妹の秋子は可愛かったし、主人公が通い始めた高校の生徒会で副会長をやってる那須原さんのミステリアス&下ネタ乱発っぷりがツボに嵌まったし、
主人公の親友である猿渡銀兵衛春臣の理知的な喋り方がすぐに好きになりましたし。
読んでて投げ捨てなくレベル、では決してなかったと思う。
しかしながら、はっきり言ってしまえば“読んでて非常に退屈”なんですよね。
まさか、読み始めてたった18ページで眠たくなってしまうとは思えませんでしたよ。
何がいけないかって言われても答えようがないのだけど、強いて言えば作品の世界観に全然引き込まれなかったから?
作品に興味があれば、どんどん先へ先へと時間も忘れて読み進みたくなると思うんですよね。
この作品には、そういった気持ちが全く起きなかった。
細かい部分を挙げれば色々と出てくるだろうけど、これが1番の理由だと思う。
やっぱり、ジャケ買いは失敗が多いね…
というか、MF文庫における爆死率がハンパない。
このレーベルはたった2作品しか買った事ない何の実証もないけど、今の所百発百中ですからね(^-^;)
せめて、あらすじを読んで気になった作品を買うべきだなぁ。
最後の最後で驚くべき事が書かれてたけど、もう遅いよ…
本来なら私(わたくし)的ハネムーン期間として2巻までは買うつもりだったのですが、
恐らくこの作品の続きを読む事は二度とないでしょう。
まぁ、あくまでも個人的な感想でしかないので、気になったら一度買ってみるとイイデスヨ♪
2011/02/02 Wed. 00:24 edit
Category: .書籍物の感想 ライトノベル
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