惑星観測所の記録

今回はケントが爽子と2人きりで会話をする話。
いつも気にかけてくれたり構ってくれていたから、好きになった。
たとえそうだとしても、しかも｢好きになった｣と勘違いしているんだとしても、それっていけないことなんでしょうか？
好きになった｢きっかけ｣なんて、大した問題じゃないんじゃないかな。
それよりももっと大事なのは｢今｣自分が相手の事を本当に好きかどうかであり、｢今｣自分がどうしたいかだと思う。
少なくとも、私はそう感じる。






中間テストも無事終わり、学園祭に向けて爽子の邁進していましてね。
クラスの出し物に参加できたらぐらいに考えていた爽子でしたが、まさか参加どころか爽子メインの出し物になってしまうとは！
“貞子の黒魔術カフェ”＋貞子の相談コーナー……スゴい、爽子大躍進ですね！ｗ
どんな雰囲気のレイアウトを教室に施すか分かりませんが、実際に通り掛かったら1度入ってみたい気はします。
というか、1年でも有名って、爽子は何気に人気者だったんですね(ぇ


爽子はホント、ケントの言う通りクラスにすっかり打ち解けましたねぇ。
彼女自身の頑張りがかなりの部分を占めていますが、友人も含め周りの人が良い人ばかりなんだと思います(*^ー^*)
その周りの人達をその気にさせてしまうのもまた、爽子の人柄の良さだったり一生懸命さだったりするのですが…
人生、何が起こるか分かんないよねっ！




でも、風早との関係は依然としてギクシャクしてるんですよね(^-^;)
まさか、爽子が目の前に居るのに話し掛けもせずにスルーするとは思いませんでした。
余計なお世話だと言いつつも、ケントに言われた事をスゴく気にしてますね～。
相手の気持ちが分からないのなら、話し掛けて聞き出すしかないのに…
荒井センセーの言ってること、実に的を射た答えでしたよね。
話し合わずに相手の気持ちを理解できる人なんて、この世のどこにも居ないわけですよ。


爽子の事を1番よく分かってるつもりだったんなら、もっとガンガン行けよって話なんですよ！
以前は普通に話し掛けられたけど、意識しだしちゃったから上手く話すことが出来ないってやつですか！？
爽子だって頑張ってる、でも自分の言いたいことをハキハキと伝えられる程にはまだ成長していない。
それなら、爽子より社交性の高い風早がより頑張らないといけないんじゃないの？
……とは言っても、なかなか上手くいかないのが人付き合いというものなんですよねぇ。




ケントが爽子と2人きりで話し合っていたシーンでは、ついに本性を現したと取られてもおかしくない言動をしていた気がします。
やのちんに言った｢大丈夫｣ってのは、｢(俺なら幸せに出来るから)大丈夫｣だったの？
風早よりは爽子の気持ちを理解しているんだとばかり思っていたんですが、
爽子の風早に対する気持ちをただの勘違いと決め付けておられるとは…
風早に好きな子が居ることを明かした上に自分は爽子の彼氏になっても良いと言ってきたり、
私の中でケントの株価がフリーフォールのごとく大暴落なんですが(ぁ
ああやって言うことで風早に対する気持ちが本物か今一度考えさせようとしてる、とは考えにくいしなぁ(^-^;)
まだ裏があるんだとしたら、本気でケントを尊敬しますよｗ






透の結婚式にちづと龍が行くくだりは幕間劇ではありますが、とても良かったです。
前回に引き続き、やのちんが素晴らしい活躍。
ちづがまるで別人のような美しい姿に変貌を遂げましたね(*^ー^*)
好きな人、好きだった人の前ではキレイな自分で居たいんだろうなぁ。
帰りの車内で、ちづの隣に座っていた龍が帽子を深く被る動作をしていたところにちょっぴり切なさを掻き立てられましたよ。
全く見向きもされてないって、辛いよね…
付き合う付き合わないは別にして、龍の気持ちにいつかは気付いて欲しいものです。








次回はどういう話なんでしょうか、ケントにお灸を据える結果となるのでしょうか。
最長でも学園祭の時に、爽子と風早の関係が修復されて欲しいなぁ。




次回｢好意と迷惑｣

2011/02/23 Wed. 09:47  edit

Category: .2011年の作品　君に届け 2ND SEASON

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