Steins;Gate #16「不可逆のネクローシス」
せっかくの感動的シーンなのに、ダルはサイッテーです!(何
今回はタイムマシンの修理が終わり、鈴羽がオカリンたちと別れて1970年にタイムスリップする話。
辛い思い出も悲しい思い出も楽しい思い出も、みんなみんな全て引っくるめて抱え込んで生きていく。
そんなオカリンが凛々しく見えました。
あくまで、ほんのちょびっとだけだかんね!(待
ドレッドの陽気な兄さんのところへ行って、バッジを頼んだ人に関する話を聞くオカリンたち。
何でも、まるで樽のような大男だったのだとか。
大した情報は得られなかったって紅莉栖は嘆いてましたけど、今までの登場人物の中で樽みたいな体格の奴って言ったら、1人しかいないよね。
って思ってたら、バッジを注文した人はやっぱりダルでしたw
鈴羽の父親が見つからなかったら可哀相だからと、その時はせめてバッジを見せて架空のタイターを創り上げようとしたらしいです。
オカリンの言う通り鈴羽がぬか喜びするだけなのかもしれないけど、ダルは優しいですね(*^ー^*)
相手の事を想った、優しい優しい嘘だと思います。
この世の中には、自分のためだけに吐く嘘と相手のために吐く嘘があるんだよなぁ…
まぁ、架空のタイターどころかダルはガチのタイターだったりするんですけどね(ぁ
タイムマシンの名前を聞いた途端に、鈴羽の父親がダルだって見抜けたまゆしぃはスゴいなぁって思いますよ!
バレル=タル=ダルとか言ってきた時は大丈夫かよって思いましたけど、その他の理由はちゃんと理にかなったものでしたし。
何よりも、FGをFuture Gadgetの略だと気付けたところがスゴいね。
まゆしぃだって、やる時はやってくれる子なんです!(ぇ
それにしても、鈴羽が念願の父親に会えた感動的なシーンなのに
自分の妻がどんな人か気にするダルは一体何なんだw
ロリっぽい人がいいとか、それ犯罪だから!ダルがそれを言っちゃうと、よりそれっぽくなっちゃうから!
鈴羽との本当に別れる時はさすがのダルもまともな台詞を吐いてくれたけど、あれが無かったら一体どうなっていたか…
でも、何となくだけどダルは何だかんだ言って普通の体型の人と結婚する気がしますw
多分、美人さんなんじゃないかな?
ダルの冗談に呆れながらも付き合ってくれそうな、そんな人がパートナーになる気がするぞっ。
そんなこんなでタイムマシンの修理が完了し、1975年へとタイムスリップした鈴羽。
打ち合わせではIBN5100を手にだいぶ歳を取った鈴羽がやって来るはずだったんだけど
ラボの出入口を開けるとそこにはミスター・ブラウンが立っていて。
彼によってオカリンたちの手元に渡った鈴羽からの手紙には
タイムスリップの失敗により自分が記憶喪失になってしまい、IBN5100も入手出来なかった事が記されていたのでした…
あのタイムマシンは過去にしか飛べず、一度行ってしまえばもう戻る事は出来ない。
これは、今回の序盤でダルがオカリンに教えてくれた、そして鈴羽がダルにしか教えなかった事。
この事を踏まえると、前回の終盤でオカリンに対して語った彼女の思いがどれだけ大きなものかよく分かってきそうです。
もう、オカリンたちと再会する事はないのかもしれない。
だからこそ、彼女はたとえ僅かな間だったとしてもオカリンたちと過ごせた楽しかった日々を深く深く噛み締めていたんだよね。
それなのに、まさか記憶喪失になってしまったなんて…
自殺を図る1年前、1999年に記憶が戻ったってまさに何を今更って感じですよ(^-^;)
確固たる決意を以って過去へ向かったってのに、これじゃあね…
オカリンたちへの申し訳なさや自分の愚かさ・不甲斐なさが相まって頭の中がグッチャグチャになっちゃったんだろう、自殺しちゃうのも仕方ないです。
自殺する人ってのはそれ相応のやんごとなき事情があっての事だから
鈴羽にとって「IBN5100を入手してオカリンたちに届ける」という目的は命に代えても成し遂げなければならない事だったんだろうな…
遺書にビッシリと書かれた「失敗した」という一文からも「こんな人生、無意味だった」って言葉からも、鈴羽の痛切な想いが悲しくなってしまうぐらい強く感じられてきました。
…でも、無意味だったって部分だけは。そこだけは訂正して欲しいです。
人生におけるどんな行動でも、何らかの意味を持ってるんです。
現に、Dメールによる過去改変で他の皆の中ではなかった事にされてしまったけど……鈴羽自身も記憶から抹消されてしまったけど
彼女がオカリンたちと過ごした楽しい日々は、外ならぬオカリンの記憶の中にちゃ~んと残っているんです。
オカリンの記憶の中に残り続けている限り、あの日々が消えてなくなる事はありません。
だから、あの世界線における鈴羽の人生が無意味だったなんて事はありえない。
そんなのを認めてしまったら、悲しいじゃないですか…
Dメールによる過去改変のおかげで鈴羽は無事にタイムスリップする事ができ、死亡理由も自殺から病死に変わりました。
絶対的な壁として立ちはだかっていた「午後8時」を越えてもまゆしぃは運命に殺されなかったけど、はたして本当に救われたのかな?
ダイバージェンスメーター、1%にはまだ程遠いんですよね(>_<)
ひじょ~に嫌な予感がするけど、とりあえず次回の放送を待ちます(´ω`)
次回は久々にフェイリス登場の回みたい。
物悲しいBGMだなぁ……フェイリスが過去の自分に送ったDメールを、更にDメールを送る事でなかったことにするつもりなのかも。
次回「虚像歪曲のコンプレックス」



クリックしていただけたら、管理人は大喜びすると思います(何
2011/07/21 Thu. 16:29 edit
Category: .2011年の作品 Steins;Gate【終】
« まとめて簡易感想(7月、第4週)
『リバース-The Lunatic Taker- 3』について »
コメント
トラックバック
トラックバックURL
→http://plutor.blog83.fc2.com/tb.php/1354-a0538cfd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
何も出来なかった悔しさ・・・ STEINS;GATE Vol.2【初回限定版】 [Blu-ray](2011/07/27)宮野真守、今井麻美 他商品詳細を見る
新しい世界へ・・・ | 2011/07/21 22:01
| h o m e |