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惑星観測所の記録

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夏目友人帳 参 第5話「蔵にひそむもの」 




やった!久々にニャンコ先生が活躍したぞ!(何




今回は雨宿りさせてもらったお礼として、田沼・多軌と共に多軌家の蔵屋敷の掃除をしていた夏目が着物の妖怪の封印を解いてしまう話。
見たい出会いたいと恋い焦がれながらも結局妖怪を見る事は叶わなかった多軌の祖父と、見える事で数々の痛みを知った夏目。
一体どちらが不幸でどちらが幸せなんでしょうね…




突然の雨により、ある昔ながらの大きなお屋敷の正門前で雨宿りさせてもらった夏目と田沼。
不気味な悲鳴を聞いた夏目は妖怪がいるのかも……と感じ田沼とすぐさま離れようとするが、そうこうしている間に正門が開いて…
って思ったら、そこにはニャンコ先生をしっかりと抱き抱えた多軌が立っていた!
といった始まり方をした今回の話ですが、多軌きましたねー!
前回の予告で登場する事は分かってましたが、実際にその姿を観るとテンションUPUPですねっ。
すっかり忘れてたけど、多軌役の声優さんってサトリナさんでしたね~。
うん、快活さのある良い声です(´ω`)
ニャンコ先生が大好きなところも相変わらずで、見かけると衝動的に抱きしめちゃうみたいw
「こんな薄っぺらい羊羹で許すと思うなよ!」とか言いながら、ちゃっかり頂いちゃってるニャンコ先生はさすがやでぇ…(何
というか、羊羹食べ終わったら帰っちゃったし!何しに来たのニャンコ先生!


色んな物が詰め込まれてゴチャゴチャした蔵屋敷の掃除を手伝う夏目と田沼ですが、この蔵屋敷ってば陰陽師のような事をしていた祖父・慎一郎の手がたくさん加えられた場所なのです。
魔除けのこけしや着物が置かれていたりして、家族の中では多軌ぐらいしか蔵には寄り付かなかったらしくて…
人一人の生きた証があんなにいっぱい詰まってるのに、多軌ぐらいしか近寄らないって……何だかちょっぴり、悲しいよね。
妖怪を見たかった。妖怪に会いたかった。
ただそれだけを一心に研究を続けてきたんだろうなぁ。
それなのに、素質云々の問題で妖怪と出会う事が結局できなかったというのは一体何と言ってあげればいいものか…

どこかもの寂しいというか、やるせない気持ちにさせられてしまったけど
でも慎一郎さんのがんばりはあの小さな妖怪たちには伝わっていたんだと思う。
自分たちの事が見えなかった慎一郎さんを小バカにしてるように見えるけど、決して嫌な気分にならないんですよね。
むしろ、心が温まるような感じがしてきて…
病で床に伏せた慎一郎さんを皆で看病していたシーンから、彼がどれだけ妖怪たちから愛されてたかちょっぴり分かった気がするよ。
夏目が封印していた着物の妖怪にしたって、あの妖怪たちは助言をしたり終盤では押さえ付けるなどして色々助けてくれましたからねぇ。
大切な人間がかつて住んでいた場所で起きた事だからこそ、彼らは助けてくれたんだと思う。
もちろん、慎一郎の孫娘である多軌のためって部分もあると思いますけどね。
皆、ホントに良いやつばかりだったなぁ…


慎一郎と妖怪たちの微笑ましい関係には劣りますけど
夏目には妖怪が見えてしまう能力(?)が備わってる事を知った上で手助けしてくれる田沼と多軌の姿も少し感動的でした(´ω`)
相手の変わった部分もしっかりと受け入れた上で付き合いをしてくれるのが、真の友人ってやつなのかもしれないね…
妖怪が見えた事でイジめられていた夏目ですが、この能力がなかったら田沼と多軌に出会う事はきっとなかったでしょう。
そう考えると、やっぱり見えないより見えた方が良かったんだと思う。
見える事で周りの人から忌み嫌われるかもしれない。
見える事でで辛い事や悲しい事も経験することになるかもしれない。
でも、それと同時に見えない人よりは確実に出会いの場が広がるんです。
それがどんな出会いであったとしても。

胸を張って「妖怪が見えてよかった」って言えるような、そんな人に夏目がなってくれたらいいなぁと思いました(´∀`)






うん、今回の話も感動的でした!
慎一郎さんを温かい目で見つめる妖怪たちを観てると、何だか胸にグッとくるものがありましたね~。
たとえ人でなくとも、誰かに大切に想われてるというのはそれだけで素敵な事ですよね。

…ぁ、ニャンコ先生は羊羹食べてりゃいいです(投げやり
久しぶりに斑モードの声を聞いた気がする…w


次回はいよいよ的場一門が登場してくる話になるのかな?
2期の最終回で分かりやすく伏線が張られてましたからね、次回も楽しみです(´ω`)



次回「人ならぬもの」



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2011/08/07 Sun. 05:56  edit

Category: .2011年の作品 夏目友人帳 参

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