ココロコネクト #5「ある告白、そして死は……」
うん、あーやっぱりそう来るかってのは何となく分かってたよ(何
今回は伊織と入れ替わった「ふうせんかずら」が橋から飛び降り、生死の境をさ迷う伊織の体と一緒に死ぬ人格を太一たちに選ばせようとする話。
のっけは義文が唯に告白するくだりですね~、やっぱりフラれたよ義文くん!(ぁ
でも、義文の事は嫌いってわけではないみたい。むしろ、太一同様「友達として好き」な部類に入るみたいです。
太一との一件で男性恐怖症が解消されつつはあるけど、まだ怖いって感じてしまう部分もあって。
それでもがんばって克服しよう、克服したいって気持ちが義文に返事をする唯の言葉の節々からそれとなく伝わってきましたよ。
「まだ」気持ちに応えられない唯、もし男性恐怖症を克服できた時はどう返事をするんでしょうね…?
とりあえず、唯がいつ克服できても大丈夫なように義文は好感度をあげておかないと!(何
太一よりずっと格下みたいだから、かなりがんばらないと太一に…!
というのがまぁサブエピソードみたいなもので、今回の話の中心的な部分は太一と伊織の事なのですよね。
伊織と人格が入れ替わったらしい(?)稲葉が太一に「伊織の事どう思ってるんだ?」って聞かれて、「今の関係がスゴくいいと思ってて、それを壊したくないって気持ちもあって…」と太一は答えるわけなのですが…
実はこの伊織、稲葉と人格が入れ替わったってのはウソで伊織自身からの質問だった事が稲葉がやってきた事で発覚!
涙を浮かべながら部室から走り去ってしまう伊織でしたけど、これは正直分からないですよねぇ…w
伊織自身も、「完全に自分が悪い」って認めてます。
言われてみれば確かに、どことなく「稲葉と入れ替わった『フリ』をした伊織」っぽい雰囲気はありますけど、人格入れ替わり云々が横行しているこの状況下でこのカマかけを見破れる人はまずいませんよ~。
まぁでも、伊織が太一にカマをかけたかけないが重要な部分ではなくて、太一がそれとなく言っていた「伊織が太一を信じて前に進もうとした」ってところが大事なところなんでしょうね。
今の自分と向き合って変わろうと努力して前に進む事って、とても大変な上に辛い事です。
でも、それを分かった上で自分を変えようって努力する人を観ていると、心の底から応援してあげたくなっちゃいますね…
がんばれ、がんばれって。
その後の太一と伊織の言い合いも見応えあったなぁ。
要はアレですよね、単に考え方が違うだけだって事なんでしょうね(ぁ
伊織は場に応じて使い分けてる色んな「自分」をイヤだと感じてるけど、太一はそうやってその場その場に合わせて色んな顔を見せてくれる伊織に憧れを抱いていたわけで…
伊織もどんな状況においても全くブレない太一に憧れを抱いてたようですが、伊織の否定的な意見も正しいし太一の肯定的な意見も正しいんですよね。
要するに、「色んな顔を持っている」という事に対してどんな考え方を持ってるかという違いがあるだけ。
笑ってる伊織も怒ってる伊織も、真面目な話をする前に茶化す伊織も何も考えてないようで実は考えてる伊織も……どの伊織も「永瀬 伊織」なんだとしっかり認めて包み込もうとする太一にちょっぴり感動でした(´∇`)
ホントいいやつですよね、太一って…!
一通り話が済んだところでいきなり太一が伊織に「好きです」って告白をしたシーンには思わず笑っちゃいましたが、いざ返事をってところで「ふうせんかずら」と入れ替わって橋から身投げしてしまうとは!
正直なところ、橋から川に落ちていく伊織を観ていた時の私の顔は ( ゚д゚)ポカーン ってなってたと思いますw
前回の話で稲葉が人格入れ替わりによる危険な点を示唆してましたが、もっともいけない形でそれがあらわになってしまったのですね…
「ふうせんかずら」さんや、それは反則でしょうに…w
伊織は一命をとりとめたものの、未だ生死の境をさ迷ってる状態。
伊織をそんな状態にした張本人である「ふうせんかずら」は、人格入れ替わりが自由に行える状態にするから30分後に伊織の身体と一緒に死ぬ人格を太一たちに選べと酷な選択を迫ってくるわけで…
太一は周りの人が傷つく姿を見たくないから自分のために自己犠牲をしていたーとか云々以前に、私としては「ふうせんかずら」の意思次第で自由に人格の入れ替わりが行えてる事の方が気になるのですが?w
え?という事はランダム入れ替えは「ふうせんかずら」がそうしたいって思ってたからそうなったって事なんですかね?
義文と入れ替わった伊織自身が自分の身体と一緒に死ぬのはやはり自分しかいないと結論づけて、太一たち1人1人にお別れの言葉を述べて。
太一の出番になって、「俺が泣いたら永瀬が泣けないじゃないか」なんて言葉を投げかけてくれる彼はやっぱりステキなやつだなぁって思いつつ太一と伊織の静かで穏やかなキスシーンを見せられ。
でもごめんね、実は伊織死なないんだ!とかいう「ふうせんかずら」のドッキリに見事騙されて、いい感じに話がまとまって終わってしまったわけなのですが…
結局、人格入れ替わりの条件みたいなものが何一つ分からず終わってしまったのよね。
原作では提示されてるんでしょうかね?
それならば、その部分は削らない方がよかったんじゃないかなぁと思ったり思わなかったり…
まぁ、そんな事言っても、もう終わってしまったのだから仕方のない事なんですけどね!
きちんとお見舞いの品も用意してドッキリを仕掛けた「ふうせんかずら」がものっそい腹立たしかったですw
彼が初登場した回で言っていたように、面白そうだから観察対象として太一たち5人が選ばれたってのは紛れもない事実なんでしょうね~。
太一たちの側からしてみても、みんなの心の傷を知る事でより深い絆で結ばれた関係になった。
そういう事も含めて、「ふうせんかずら」は最後に「いい事あったでしょ?」って言葉を残したんだろうなぁ。
…くそぅ、まんまと騙された…!
そして、稲葉と入れ替わった伊織の演技をするみゆきちさんがものっそいお上手でした…!
稲葉と入れ替わったフリをする稲葉を演じた豊崎さんもけっこーお上手でしたけど、やっぱりみゆきちさんが1番うまかったですね!
人格が入れ替わったキャラクターの雰囲気を残しつつ演技するって、本当に難しいと思う。
さすが、安心と信頼のみゆきちさんでした!(何
そんなわけで、第5話でした。
次回のサブタイを見るに、これで第1章は終了して次回から第2章って感じなのかな?
初回で言っていたように話としては面白いんですが、やはり書きづらい書きづらい。
けっこー重たい話が大挙をなしてやってきますよね~、この作品って。
普段は1時間かかるかかからないかってぐらいで個別の感想を書き上げてるんですが、この作品の場合はさも当然かのように1時間をオーバーします(ぁ
うーむ、次の章も重たい話になるんだろうなぁ…
次回「気づいた時にはまた始まっていたという話」


クリックしていただけたら、管理人は大喜びすると思います(何
2012/08/09 Thu. 09:17 edit
Category: .2012年の作品 ココロコネクト【終】
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