BTOOOM! 第12話(最終回)「絆」
た、平さああああああん!(何
今回は平さんが竜太たちに襲い掛かる話。
まさかの展開と言いますか、案の定と言いますか…
序盤から中盤にかけての部分で竜太と出会い、コモドオオトカゲに足を噛まれたり宮本に指を切断されたりしながらも長きに渡って竜太たちと苦楽を共にしてきた平さんがついに狂ってしまわれましたよ。。。
序盤でいきなり自分の息子や妻の幻覚・幻聴が平さんの身に降りかかってきた時にゃあ、直感的に感じ取ってちゃいましたね~。
あ、平さん終わったな、と。
事あるごとに「不安だ」「早く帰りたい」と竜太に訴えかけていた平さんでしたが、あの場所にずっと1人取り残されてしまっていた事でとうとう心が押しつぶされてしまったんですよねぇ。
竜太の方は平さんのためにと外に出ていただけに、すこぶる信頼していたその平さんに裏切られたというのはホントに辛かったと思います(>_<)
平さんのホーミングタイプのBIMの爆風により、それほどではないにせよ足を負傷し動けなくなってしまった竜太。
「護る、竜太は私が護る!」
そう言って竜太の前に立ちふさがろうとするヒミコのなんと心強い事か!
あの状況、ヒミコもまた試されていたんでしょうなぁ。
「逃げろ、ヒミコ!」竜太もそう言っていたように、ヒミコは竜太を見捨てて逃げるという選択肢もあったわけで。
ヒミコがその選択肢を取らず竜太を護る選択をしたってのはやっぱり、彼女にとって竜太が本当に大切で失いたくない存在へとクラスアップしていたからなんだろうね。
誰だって自分の命は惜しいでしょうから、ヒミコだって怖かったでしょうに……愛って素晴らしい、愛って最強ですね!(何
そのヒミコを実はロックオンしていた平さんの策略を看破し、間一髪のところで飛び出しBIMの爆発を防いだ竜太もカッコよかった!
タヌキダルマ(笑)と言っても初登場にて恐るべき慎重さと計算高い様子を見せていた人物ですからね、よくぞ見破ったと竜太を褒めてあげたい気分であります(´ω`)
自分の策を見破られ、「殺される!」と恐れをなして竜太たちの元から逃げ去る平さん。
BIMは残すところあと1つで、やられる前にと狙いを定めていたんですが……うん、正直この展開は予想していました。
出来ればあって欲しくないなって願いをこめて、想定の内には入れてたんですよね。
だって、今回のアバンで竜太が「コモドオオトカゲがそろそろ目を覚ます時間だ」って言ってますもの、そんな中外を出歩いちゃってるんだから想像せざるを得ないですよ。
平さん、案の定コモドオオトカゲの群れに出くわしちゃって…
因果応報だと自分を戒め家族の事を想い、そして一人孤独に逝ってしまわれました。
今まで自分を信頼して一緒に戦ってきた仲間を裏切ったから当然の報いだと言われればそれまでなんですが、それだけでバッサリと解決してしまってはいけない気がするんですよね。
その後の竜太が失意のうちに言っていたように、平さんは「普通の人」だったんだよね。
心が大して強くもなく弱くもない、驚き悲しみ涙し時には喜ぶ、いたって普通の感性を持った人。
以前、宮本が「常識的な人間ほどこのゲームに参加しているものだ」みたいな事を言ってた記憶がありますが、平さんの例はこの事を言ってたんではないでしょうか…
普通の人であればあるほど、不安になり心が押しつぶされ、自分だけが助かろうと誰かを殺してしまおうと考える。
精神的な意味でも1人では生きていけない事を実感させられるゲームなんですね、これって。
ホントつくづく、恐ろしいゲームだなぁと思わざるを得ないです。
平さんを失った後の竜太とヒミコの2人だけのラストパートも見所たっぷりだったなぁ。
自分が死ぬ気満々で「竜太か私のどちらかが死ねばこの島から出られる」なんて言いだした時にはもうどうしようかと思って事の成り行きを見守ってましたが、竜太が仲間をしかもあのヒミコを殺してまで島を出ようって考えない人物でホントよかったです!
その後のシーンについてはあえて言及しません、リア充爆発しなさいとか言いたくなっちゃうのでw
平さんの死を踏まえた事で、竜太は自分だけの気持ちで動き相手を見下すんじゃなくて相手の気持ちも考えてあげるのが大事だって事を学んだのですねぇ。
そうやって心の成長を遂げる事が、「子供」から「大人」へと成長する第一歩なんでしょうね。
俺たちの戦いはこれからだっ!(ぇ
そんなわけで、『BTOOOM!』はこれにて終了でございます。
原作が終わってない作品なのでどう着地するか楽しみであり不安でもあったんですが、いい感じにまとまってたんじゃないかなぁと!
私の場合はほとんどこんな事ないんですが、原作をちょっとばかし買いたくなってきました(ぁ
それぐらい、私にとっては3ヶ月間楽しめた作品です(´∇`)
最終回にしてOPの曲を変えて今までの話の総集編っぽい感じに仕上げたところもニクい演出でしたよね~。
名場面集を観させられたかのようで、こんな話もあったなぁあんな話もあったなぁと懐かしみながらウキウキさせながらOPを観ていましたよw
いやはや、「何となく面白そうだからとりあえず観てみるか」なんていう軽い気持ちから観始めた作品でしたが、正直これだけ毎週楽しめた作品になるとは。
某武器商人の作品ほどではありませんが、けっこー毎週楽しみにしてたんですよね。
感想もサクサクと書けましたし、個人的には理想的な書き方にする事が出来た大変珍しい作品でしたO(≧▽≦)o
2期あったらモチロン観ますが、その前に原作を買っておかないとね!(何
それでは、この辺りで失礼したいと思います。
スタッフならびに出演者のみなさま、3ヶ月間お疲れ様でした!


クリックしていただけたら、管理人は大喜びすると思います(何
2012/12/27 Thu. 09:36 edit
Category: .2012年の作品 BTOOOM!【終】
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