まおゆう魔王勇者 第十二章(最終回)「『待たせたな、わたしの勇者』『寝坊しすぎだ、おれの魔王』」
おいちょっと待て山が爆散したぞ!?どうなってんの勇者の力って!(何
今回は勇者が本来の魔王を呼び覚まし、元に戻った魔王が大勢の魔族の前で自らの無事と宣誓の言葉を発する話。
勇者と魔王の衝撃的な出会いから始まり、「丘の向こう側」を見るために色々な人々と関わり数々の技術を発明し様々な出来事を乗り越えてきた「まおゆう」も今回が最終回。
一体どんな結末になるの!?とそれなりに気になってはいたのですが……うーむ、何とも言えない雰囲気に包まれております。
「魔王の身体は俺のものだ!俺だけのものだ!」みたいな感じで、おアツい言葉を魔王にぶつけて本来の彼女を勇者が呼び覚ますところまでは良かったと思うんですよね~。
聞いてるこっちが「一度は言われてみたい!」って思っちゃうぐらい大変情熱的でちょっぴりニヤニヤ!
その部分はよかったです、うんとってもよかった。
でも、その他の冬の国と中央との戦争云々の話だったり、中世ヨーロッパで非常に猛威を振るった天然痘を撲滅する秘策云々だったり、人間界と今後どうしていくべきかはクリルタイ(確かそれぞれの種族の長が集まり話し合って決める、合議制の政治システムだったかな)にて意思決定していく云々の話だったり…
とにかく消化不足、深刻な消化不足のまま勝手に話が進んで勝手に終わってしまったって印象ですねぇ。
女魔法使いが不可視化を解除して水面に彩られた魔法陣を見つけ、何やら他の人格と会話してるシーンを観た時は一体どうしたものかと思っておりました…w
何だか、あらゆるものを投げっぱなしジャーマンして無理矢理まとめました!って感じだったんですよね(ぁ
この作品が始まった時からとても1クールで終われるような作品じゃない事は分かってたし、普通に考えて2クールだろうなって思ってんだけどなぁ……まさか1クールだったとはなぁ。
教会のトップと青い姿をした魔族が結託して、鉄砲を片手に魔王抹殺の計画を企てているシーンをいきなり見せられても一体なんのこっちゃなわけで…
経済云々の話をベースにしつつも、この世界で生きている人々がいかに力強くいかにたくましい存在かを熱を持って見せてくれていた作品なだけに
このような中途半端なところで終わってしまうのが本当に惜しいんですよね。
ここから先の話は私もほとんど覚えてないんですが、少なくともまだ折り返し地点の一歩手前までしか描けていないのは確かなはず。
この「まおゆう」という作品は多分、ここから先の話が重要になってくるんじゃないかなぁ。
分割2クール……ってわけでもなさそうだからなぁ、DVDやらBDの売り上げ次第なんでしょうかね?
観ててスゴく面白かったですし、特にメイド姉の名演説のシーンなんかは声優さんがとってもがんばっていらっしゃってた気がするんだけどなぁ。
教会のトップの人の声を担当したお方、正直なところチョイ役にするには勿体なさすぎる方でしたよね…w
最終回の最大の見せ場が落ちぶれ指揮官と軍人子弟の一騎打ちだなんて…!
私認めない、認めないよ!←
そんなわけで、最終回でした。
書きたい事はほとんど書ききったので、ここの部分で改めて書くような事はほとんどないと思います。
アニメ版『狼と香辛料』の制作スタッフさんと魔王・勇者が同作品の主役およびヒロインと同じ声優さんという事もあり
お話の内容も似通った部分を感じさせるものでしたが、終始ドラマティックに描かれていて毎回毎回ドキドキと続きが気になっていく気分でいっぱいでした(´∇`)
最後だけが……終盤付近だけが、何度も言うようですがホントに惜しかった作品だと思います。
それでも3ヶ月間とっても楽しかったです、ありがとうございました!
スタッフならびに出演者のみなさま、お疲れ様でした!


クリックしていただけたら、管理人は大喜びすると思います(何
2013/04/04 Thu. 14:35 edit
Category: .2013年の作品 まおゆう魔王勇者【終】
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