翠星のガルガンティア 第4話「追憶の笛」
待機中って、それずっと待機する事になるやつでしょ?(何
今回はエイミーの弟君、べベルとレドが対話する話。
カタコトだけどレドが少しずつ自分の口でエイミーたちと言葉を交わす事が出来るようになってて、よきかなよきかな!
あのカタコトな感じがいいですよね~、がんばって喋ろうとしてるんだなぁって微笑ましく感じちゃう。
徹底した効率主義、弱き者は淘汰され戦闘に参加できない者など処分されるしかないという環境で生まれ育ってきたレドが
効率・非効率かで言えば間違いなく非効率に他ならない「自分の口で人と会話する」という行為をしているところが面白いなぁと何となく思っていたりします(´ω`)
既にこの時点で自己矛盾を起こしてるんですよね。効率だけを考えたらずっとチェインバーを通じて会話すればいいんですもの。
その方が意思伝達は圧倒的に速いし、何よりも手間がかからない。
それ以上の事は邪推になるからあえて口にはしませんけど、レドもレドで不思議な行動をするなぁって感じちゃいますね。
それで、人類銀河連合さんとやらは人類の存在を脅かす敵対勢力・ヒディアーズを殲滅するためだけに存在する組織みたいです。
戦う事が生活そのものみたいなものだから、人がどうあるべきかなんてのはおかまいなしで効率重視に一極化してしまうのも致し方ない事なんだろうなぁ。
何だか、そういうのってスゴく窮屈に感じちゃいそうなんですよね。少なくとも現代の私たちにとっては。
エイミーとべベルがそれぞれレドから宇宙に関する事を聞いて「大変そうだね」「大変なんだね」って言ってましたが、そういう窮屈さ・息苦しさも加味しての言葉だったんでしょうね。
今のエイミーたちとはずっと違う環境で戦う事が全てという環境で生を受け今まで生きてきたレド。
争いのない状況下で自分の存在意義を見出だせない、というのもこれまた仕方のない事なのかもしれません。
それぞれ全く生きてきた世界が違うので、話を聞いているだけでもワクワクしてきちゃいますよね!
「御賢人」と称され何でも知ってると言われているガルガンティアの医者・オルダムさんがどうしてべベルと話す事をレドに薦めたのかも何となく分かった気がしました。
ずっと床に伏せてるがゆえに1人で黙々と考える時間もたくさんあっただろうから、今のガルガンティアの一般民衆クラスの事に関して誰よりもよく理解してる子なんですよね。
人との会話って有益無益で勘定するものじゃないと感じるのだけども、まるで正反対の考え方をするべベルの口からガルガンティアの事・人がどう生きてよいのかなどを聞けるってのはそれだけで「有益な情報」と言えるような気がする。
べベルの言葉を聞いて、これから先どう考えて生きていくかはレド次第なんですよね。
でもまぁ、理由も分からず持っていた笛の音を聞いて過去が思い起こされ涙が自然と流れ出たレドならきっと大丈夫でしょう。
あのシーンは「弱い者」が処分されるところを映し出したものだったんだろうなぁ、サラッと流れていったけどよくよく考えてみたらけっこーショッキングなシーンだと思うのですがw
いつかレドが人間らしい感受性を持ち、笑顔を見せてくれる事を楽しみにしながら次回が放送されるのを待つ事にいたします(´∇`)


クリックしていただけたら、管理人は大喜びすると思います(何
2013/05/06 Mon. 08:26 edit
Category: その他のアニメ
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