ぎんぎつね 第3話「神様のいる所」
ご老体の狛犬神使2名様にこれまたご老体のカメさん神使が加わって、一体どんな話に花を咲かせるのでしょうか(何
今回はまことが神社の前で偶然拾ったカメさんが実は神使で、行き場を無くして困ってるカメさんのために亀が神使を務めている松尾大社の系列である松梅大社に連れて行ってあげる話。
自分たちは今同じ時を過ごしているけれど、いずれは卒業して別々の道を歩んでいく。
でも神社だったりお城だったり、何十年・何百年もそこに居続けているものは変わらずに自分たちを見続けてくれている…
その事が面白いと語る船橋さんって、割と変わった物の見方をする方ですよねー。
でも確かに、言われてみればその通りかもしれません。
「お城とか神社が物覚えてるわけない」って言うユミちゃんの言葉も実にごもっともというか身も蓋もないのですけど、そういう事じゃないんですよきっと(ぁ
ずっとそこに居続けてくれているってのは当たり前の事なんかじゃなくて、そういうものだからこそ大切にしていかないといけない……って事だと思うんですよねw
今回の話にしたって、カメの神使さんが元からいた池の近くにある祠がいつの間にか忘れ去られてしまって、しかも都市開発だのなんだので池も祠も取り壊されてしまったから
仕方なく新天地を求めて旅に出た末にまことに拾ってもらったわけですし…
道端にあるお地蔵様だとか祠だとか街中にある神社だとか、そういったものにもう少し敬意を払って感謝すべきなんでしょうねぇ。
まぁ、そんな事言ったってそう簡単にそんな気持ちになれるわけでもありませんけど(何
それで、神使は自分に合った神社やら祠の近くにいないと神力が完全に回復しないんだそうで、亀が神使の松尾神社の系統である松梅神社にカメさんを住まわせてあげようとするわけなのですが…
人助けならぬ神使助けというやつでしょうか、なんか面白いですよね(ぇ
めんどくさいとか言いながら何だかんだでまことに連れ添ってくれる銀次郎の姿も、また良きかな良きかな(´∇`)
その松梅神社で神使を務めている才丸と歌丸も事情を説明したら快く承諾してくれて、カメさんのお助けの方はえらくスムーズに解決したなーって感じでしたw
それよりも重要なのは、才丸がまことに投げかけた言葉の方にありまして…
何十年・何百年もそこに居続けて見守ってくれているという事は、裏を返せばそれだけ別れも経験してるって事なんですよね。
人間の寿命は神使と比べてずっとずっと短くて、神使からしてみればほんの一瞬でしかない。
せっかく気の合う人間と巡り合う事ができたのに、ほんの一瞬で別れを迎えてしまうというのは寂しい事。
そんな才丸の言葉を真に受けて物の見事にシュンとなっちゃってたまことですけど、そのような姿を見せてくれる事も銀にしてみれば案外喜ばしい事なのかも…?w
まぁアレだ、人間には寿命があっていつか別れなければならないわけだし、その分それまでにたくさんの忘れられない思い出を作っていけばいいんですよ、きっとw
今回の一件を踏まえて、銀との1日1日をより一層大切にしていこうと感じるまことなのでありました…
すっごい雑な感想としか思えないけど、気にしません(待
次回「悟とハル」


クリックしていただけたら、管理人は大喜びすると思います(何
2013/10/22 Tue. 20:00 edit
Category: .2013年の作品 ぎんぎつね【終】
« まとめて簡易感想(10月第4週)
ログ・ホライズン 第3話「パルムの深き場所」 »
コメント
トラックバック
トラックバックURL
→http://plutor.blog83.fc2.com/tb.php/1923-329ab5d5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
まことが、祠を無くした亀の神使を拾い。 近くの松梅大社に連れて行くことになる…。 松梅大社の狛犬たちに、神使たちと人の時間の流れが違うことを聞かされる…。 悠久を生きる神使と寿命ある人との違いについてのお話。 寂しい話ですね…
空 と 夏 の 間 ... | 2013/10/22 22:26
銀太郎が最後にボヤいていた 「あぁ〜、デートぉ、面倒くせぇ〜い」 ・・・って、他の神使からするとリア充が何ゼータクぬかしてやがるとか言いそう(笑)。今話は神使側のエピソードでしたけど、神使も居場所から離れると霊力減少で衰弱や消滅もありえる設定になってるんですね。道路開発で池と祠を破壊されて放浪していた亀の神使は祟ってやりたくとも力不足だし面倒だと愚痴ってましたけど、もし強い霊力持ちだったら税...
ボヘミアンな京都住まい | 2013/10/23 22:10
| h o m e |