ぎんぎつね 第5話「あたたかい季節」
え!クソ生意気なガキだなーと思ってたけどハルって女の子だったの!?(何
今回はハルが悟の暮らしていた神尾神社の神使になったきっかけが明かされ、悟が自分の誤ちに気付く話。
悟とハルの問題、後半戦ですね。
なるほど……今は自分が跡を継ぐ事になってた神社を叔母さん夫婦が切り盛りしていて、それで居づらくなって「神社を継ぐ事は出来ない」とかなんとか言ってたわけですか。
そりゃあその叔母さんの元で冷遇を受けてきたわけだし、居づらくなって出ていきたくなる悟の気持ちも分からなくもないです。
でもまぁ……ひどくシンプルに言ってしまえば、悟は辛い現実から目を背けて逃げてきた、って事なんだろうなぁ。
神使が見える=神社の跡継ぎたる存在、だからと言って神社を絶対に継がなければならないってわけではないだろうし、最終的には悟自身の決断によるのだけど……まぁ、それは置いといて。
今回の話、私としてはけっこー胸の奥に訴えかけてくるものがあってちょいちょい目をウルウルさせてました(何
そんな涙ぐんだ気持ちにさせてくれたシーンはいくつもあったけど、まことと同い年にしてはしっかりしている悟を見て達夫さんが「もったいない」って言ってたところがなかなかに破壊力あったなぁ。
「しっかりしている事」がもったいないんですよね。
悟がハルを「まだ子供っぽいところがある」とかなんとかって今回の冒頭で言ってたけど、むしろ子供っぽいぐらいがちょうどいいって事なんでしょうね。
だって、悟もハルもまだまだ子供なんだもの。
子供が「子供っぽく」なくて、どうしていけないんでしょう?
達夫さんはきっと、まだまだ子供なんだからそう肩の力を入れないで気楽に生きていけばいいって事が言いたかったんでしょう(´ω`)
神尾神社のもう1人の神使、乙松も神社を出ていこうとする悟に「気楽にな」って言葉をかけてましたね。
子供は子供っぽく生きるのが仕事なんです、きっと。
あれこれ難しく考えて頭を悩ませるのは、大人の仕事。
子供は気楽に生きて、誰かを頼りたかったら正直に頼って生きていけばいいんです。
今回の一件でハルに小さな頃から護られながら育ってきた事、気楽に生きる事を少しでも知ることが出来た悟はその分だけ成長できた……のかな?
ちなみに、悟のひいおじいちゃんが車に轢かれた子ぎつねを自分の神社の桜の木の下で墓標を立てて供養していたシーンでもちょいちょい涙ぐんでました(ぁ
供養された場所が桜の木の下で、春には満開の桜を咲かせる場所だから「ハル」って乙松から名付けられたんですね…
神社の神使になった者たちって、みんなハルみたいに神社に何かしらのご縁があってそこの神社の神使になるのでしょうか…
ハルは先代から悟の事を頼んだと言われてた事もあるけど、自分を供養してくれた人と悟がとてもよく似ていたから大切に見守ってきたんですねー。
うん、とってもいい話でした。
時折こういう話が挟まれると、涙腺がやばい(ぇ
次回「どんな顔してる?」


クリックしていただけたら、管理人は大喜びすると思います(何
2013/11/08 Fri. 10:31 edit
Category: .2013年の作品 ぎんぎつね【終】
« まとめて簡易感想(11月第2週)
ログ・ホライズン 第5話「アキバへの帰還」 »
コメント
トラックバック
トラックバックURL
→http://plutor.blog83.fc2.com/tb.php/1931-0cf14303
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ハル、女の子だった!? この作品で一番の衝撃でした(^^; 悟と一緒についてきた悟の実家の神社の神使・ハルは、悟恋しさから何度悟が戻れと行っても戻ろうとしない。 口論となり、冴木神社からいなくなってしまう。 銀太郎に占いで探してほしいというまことに銀太郎はそっけなく「好きにさせておけ」というばかりで…。
空 と 夏 の 間 ... | 2013/11/08 22:02
| h o m e |