fc2ブログ

惑星観測所の記録

アニメの感想、雑記など徒然と記すブログ マイペースにまったり更新中

凪のあすから 第七話「おふねひきゆれて」 




大人って、大人こそ大人っぽくない(何




今回は従来通りのちゃんとした「おふねひき」をやるため、光たち子供たちが一生懸命がんばる話。
「おふねひき、したいな…」
モノの見事にハモりを見せるまなかと紡君の一言に周囲はキャッキャウフフヒューヒューと大盛り上がりだったわけですが、他の誰よりも光ががんばっていたってのが印象的でしたねー。
「俺たちは魚じゃねぇし、あいつらも豚じゃねぇ!」
「おんなじ言葉、通じる人間なんだ!」

そう言って海村の漁商の連中に掛け合ってくれるよう父親に頼み込んでる姿を見てると、変わったなぁってやっぱり感じちゃいます。
紡君との出会い、その後のやり取りによるところが大きいんでしょうけど、濱中に通い陸の人間と関わった事で彼らに対する認識が大きく変わった結果なんでしょうね(´ω`)
そして、それ以上にまなかと紡君の願いを何としてでも叶えてやりたいという強い想いが光にここまでの行動を取らせているというのが観てて興味深いです。

まなかと紡君の様子は光からしてみれば見ているのも辛いぐらいなのに、そんな2人の願いが成就する事を邪魔するどころかむしろ後押ししようとしているわけで。
今回の「おふねひき」が無事執り行われる事でまなかと紡君の距離がグッと近づく可能性だって大いに有り得るわけだから、光にとってはあまり喜ばしい事ではないんですよね。
でもそれでも、「おふねひき」が無事に執り行われる事を願って精力的に署名活動に取り組んだり今まで1度も頼み事をしたことのない父親に頭を下げて何とか開催させてあげようとしている。
どうしてなのかなぁ……と観ながらぼんやり考えていたんですが、光のがんばりを不思議に思っていたまなかに対するちさきの「きっと、変わろうとしてるんじゃないかな」って言葉で何となく分かったような気が…?
多分だけど、自分も変わろうとする事で変わっていくまなかに追いつこうとしてるんでしょうね。
今までいつも自分の後ろをついてばかりだと思っていたまなかが、気付いたら自分の前を進み変わっていこうとしている。
そんなまなかに置いていかれないよう、もしかしたら光も必死になってがんばっているのかも…
まぁ、友達?である紡君の願いも叶えてあげたいって気持ちもあっての事だからそこまで深い意図はないんでしょうけど(ぁ


というわけで光たちの尽力もあって地上の漁商組合の方々と海の青年会の方々との話し合いの場を何とか設ける事が出来たわけなんですけども…
うーん、何だかなぁ。
口を開けばやれどっちが先に止めると言い出しただの、人手が足りないから規模を縮小してくれるよう頼み込んだだの、人手が足りないのは地上の奴らが魚も女も持って行っちゃうからだの…
ホント光の言う通りなわけで、どちらが悪いとかどちらが謝るだとかそういう問題じゃないんですよね。
子供でも分かる簡単な事なのに、いや大人だからこそなんだろうけど、大人たちは分かってくれない。
体面やら面子やらといった、言ってしまえばどうでもいいものが子供たちの純粋な願いを無きものにしていくんですよねぇ。
ほーんと、観ててバカらしいなぁって思ってました(何
自分たちの立場が大事だって事は分かるけど、子供たちの事をもっと考えてあげてください。
悪いのはお互い様って事で水に流せば済む話なのに、それが出来ないのが「大人」ってやつなんですかねぇ…

そして、依然として父親に勇さんとくっつく事を反対されているあかりはとうとう海村を出ていく事にするみたいで。
親父と2人っきりでやっていける自信がないからとか言って光も出ていくみたいですが、光の場合は住む場所あるんでしょうか(ぁ
「おふねひき」の開催が前半部分の山場って感じがするので、後半で陸の人間と海の人間が少しずつ分かり合っていく流れになるのかな?と感じる次第です。
恋愛的な要素は……あーうん、やっぱりいらないかなー(ぇ
そういうのを絡ませなくてもストーリーとして成り立つんじゃない?と今更ながら感じなくもないです。



次回「たゆたう想いの先」




にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ


クリックしていただけたら、管理人は大喜びすると思います(何
スポンサーサイト



2013/11/16 Sat. 23:43  edit

Category: .2014年の作品 凪のあすから【終】

tb: 2  |  cm: 0

top △

コメント

top △

コメントの投稿

Secret

top △

トラックバック

トラックバックURL
→http://plutor.blog83.fc2.com/tb.php/1938-d35776bf
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

凪のあすから 第7話「おふねひきゆれて」

「おふねひき」イベントとともに物語は大きく動きます。 あかりを守る光はもうしっかり男でしたね。 陸に行ったあかりが、どうなっていくのか気になります。 放課後、木工室ではクラスメイトたちが集まり“おじょしさま”完成に向けてラストスパートをかけていた。 「できたぁ〜っ!!」という声とともに、湧き上がる生徒たち。 完成した“おじょしさま”を中心に飾りや付属物が並ぶ光景に、先生...

空 と 夏 の 間 ... | 2013/11/17 18:08

凪のあすから 7話「おふねひきゆれて」

毎回目が離せませんね! 凪のあすから 第1巻 (イベント応募券付き初回限定版) [Blu-ray](2013/12/20)不明商品詳細を見る

新しい世界へ・・・ | 2013/11/17 19:54

top △