ぎんぎつね 第10話「いーじゃん別に」
小学校から一緒とか腐れ縁ってやつだよ、それ十分仲良しだから(何
今回は悟が剣道部の主将・きぬちゃんこと絹川先輩に連れられ遊びに出かけたり家で食事をごちそうになる話。
少しずつ素の自分というか、口の悪さ?(ぇ)を見せつつはあるけれど、まだどこかぎこちない悟。
登校前の達夫さんとのやり取りを観るに、誰かから愛される事に慣れてないんだなぁってのがよく分かりますよね。
そういう事に対してどんな反応をすればいいのか分からなくって、よくしてくれてる事は分かってるけど恥ずかしさもあってどうも突き放すような物言いになっちゃう。
人から受けた愛情やら優しさを素直に感謝して受け取ればいいのに、それがなかなか出来ない悟。
そんな不器用な生き方をしている悟を変えてくれるのは、優しく見守ってくれる達夫さんにきぬちゃん先輩も加わる事になるのかな?と思える話でしたね(´ω`)
あれだけ大きな身体をしていて剣道部の主将を務めてるのに、きぬちゃん先輩の性格って全然「主将」っぽくないんですよね。
とっても大らかというか、楽観的というか柔らかい物腰というか……主将なのに、いや主将だからこそ大らかでマイペースなきぬちゃん先輩に好意的な印象を覚えるのかもしれません。
今は神職に就く事を1番大事に考えていて、剣道の名門に転入するという名目で結局は1度逃げ出した負い目から剣道の事を諦めつつある悟。
でもやっぱり剣道も好きで、実際のところはどっちも大事なわけで。
そんな悟に対して、きぬちゃん先輩は「剣道が2番目に大事なら、1番目も大事にして2番目も大事にすればいい」「好きな事は全部やったらいい」なんて笑いながら助言をしてくれて…
彼も高校を卒業した後は家の豆腐屋を継ぐつもりでいるからこそ、同じような境遇にいる悟の気持ちが分かるんでしょうね。
自分も悟と同じように、剣道も好きで大事にしてる。
多分、今はどっちも好きなんだから後悔しないためにもどっちも好きであり続ければいいって事を言おうとしてたんだろうなぁ。
1年先を生きる先輩の、温かくありがたいお言葉だったと思います(´∇`)
もう高校生、されど高校生。
既に自分の道を決めてる人もいるけれど、なかなか決まらず悩んでる人だっている。
そんな時は無理して将来の道を決めず、今目の前にある自分の好きな事をみんながんばっていけばいいのかもしれませんねー。
冴木神社で催される年に2回の大きな行事、名越の祓(はらえ)にこのきぬちゃん先輩と彼の腐れ縁であり生徒会長の桐島先輩も来る事になりそうで、どうやら賑やかになっていきそうな雰囲気。
次回はその行事の準備段階の様子を見せてくれる事になりそう。
「神社を守りたい」という漠然とした気持ちしかまだないまことはどのようにして自分の将来の道を決めていく事になるのでしょうか、楽しみですねー。
次回「まことの未来」


クリックしていただけたら、管理人は大喜びすると思います(何
2013/12/14 Sat. 14:02 edit
Category: .2013年の作品 ぎんぎつね【終】
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剣道部の主将は良い人ですね。 でもとても濃厚なホモ回に感じるのはなぜ(^^; 夏越の祓(なごしのはらえ)の準備が近づき、達夫から「友達連れておいでよ」と 言われた悟は困惑していた。 剣道部で熱心に頑張ってはいたが、相変わらず他の部員となかなか打ち解けられずにいたからだ。 ある日、同じ剣道部員の小杉といざこざを起こしてしまい、間に入った主将の絹川と 剣道で勝負をつける...
空 と 夏 の 間 ... | 2013/12/14 19:44
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