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惑星観測所の記録

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凪のあすから 第十一話「変わりゆくとき」 




大切な人だから海に戻って欲しい、愛だなぁ(何




今回は漁協の青年部の方々が光に「おふねひき」をやってくれないかと頼み込んでくる話。
要がちさきに告白するところで幕切れというなかなかに気になる終わり方をした前回の話でしたけど、彼いわく返事が欲しいってわけじゃないそうで。
「ささやかな抵抗のつもり」って言ってましたが、間接的にちさきに光への告白を促してるようにも見えましたよねー。
要もちさきが光の事が好きだって事は知っていて、告白したところで自分の想いが叶う事はないって分かってる。
でも、だからと言って何もせずに諦めたくない。どうせダメなら当たって砕ける、というのが要の出した結論なんでしょう。
今回の要の告白って、成就するしないよりも何もせず諦めようとしているちさきに諦めずに前へ進む事を後押しする意味合いの方が強い気がするんですよね。
簡単に諦めるな、って言葉には出してないけどそう言ってるような気がする。
多分、「変わる」ってそういう事なんだと思います。
自分の気持ちを奥に押し込んで諦めたって、何も変わらない。
玉砕すると分かり切っていたとしても、自分の気持ちを相手に伝える事でつっかえていたものがなくなり人は新たなステップに進み成長する事が出来る。
そういう事なんだろうな、きっと。


「おふねひき」の方は、地上で起きた異常気象で農作物も魚も思うように取れなくなってるみたいで先日光が言っていた世界の行く末の事を真に受ける様になり
漁協の青年部の方々を始め漁師のみんなが全面協力してくれるようになったみたい。
事情はどうであれ、曖昧な形で実施できるかどうかも定かでなかった「おふねひき」がついに現実のものとして実を結んだって事なんですよね。
でも、「おふねひき」をやったところで現状が変わる事はないとうろこ様直々に辛い現実を突きつけられて…
その事を知って漁協の人たちや今まで協力してくれたみんなに申し訳なく感じていた光の姿からも、彼の成長っぷりが如実に表れてますよねぇ。
周りの人たちの気持ちを考えられるのって、とっても大人っぽい!(ぇ
最初の頃は自分の気持ちが中心って感じの光だったから、尚更ねw

そして、光の今までのがんばりを見てきたあかりは「おふねひき」と至さんとの結婚式を一緒に行ってもらい、「おじょしさま」の代わりに自分が生贄として船に乗り込む決意を固めると…
うろこ様がやっても意味ないだと言ってるんだからきっと意味ないなんだろうけど、このまま何もしないのはイヤ。
どうせなら、やれるだけの事はやりたい。
そんなあかりの言葉を聞いてると、これは意味のあるなしではなく気持ちの問題なんだろうなって気がしてきましたねー。
やった事でどうなるか、ではなくそれをやる事自体に意味があるって感じなのかな。
それをやってもダメなら仕方ない、と諦めがつくってものです。
自分たちが後悔しないために、というやつですね。


「おふねひき」を実施する事でどうなるのか分からないし、どうもならないのかもしれないけれど、どうなるのかちょっぴり楽しみですね(´ω`)
そして、ちさきの光への告白も……光も、まなかに気持ちを伝えるべき時がきたのでしょうか。



次回「優しくなりたい」




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2013/12/15 Sun. 11:36  edit

Category: .2014年の作品 凪のあすから【終】

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