まとめて簡易感想(12月第4週)
リトルバスターズ!~Refrain~…更新済
フリージング ヴァイブレーション…更新済(12/26)
アウトブレイク・カンパニー…更新済(12/27)
リトルバスターズ!~Refrain~ 第12話
開かれた本当の世界、直視しなければならない現実。
理樹たちの乗る修学旅行のバスに恭介がこっそり乗り込んでいて、そのバスが事故に遭って崖から転落して大惨事になって……理樹は真人に、鈴は謙吾に護られた事でこれと言った外傷もなく無事だった。
そして2人が長い長い夢のような世界から目覚めて目の当たりにしたのは、なんともまぁ惨たらしく残酷な光景で…
多分、恭介の言ってた「理樹と鈴の2人しか生き残らない」って話は事故の惨状を踏まえて導き出された恭介の解答であり、「本当にそうなってしまうのか」と言われればそれは誰にも分からない
んだと思います。
なんかすごく回りくどく言ってる気がするけど、要は未来の事として確実に起こる確定的事項ではなく現在の状況を考慮して導き出された事にすぎず可能性としてはかなり低いけどみんな助かるかもしれない、という事。
…ってところまでは理解したつもりなんですが、いやでも現実的に考えてあれだけの事故ですからねぇ。
これでホントにみんな助かっちゃったら、それこそギャグですかと言ってしまうかもしれません(ぁ
むしろ2名が一命を取り留めてる事自体奇跡にも程があるのに、そこからさらにリトルバスターズのみんな(雰囲気的にクラスのみんなも?)が助かってしまうなど……普通ならば、考えられない事ですね。
もっともっと自分らしく不器用であれ。ぶっ壊れるぐらい騒いでみるといい。もっと前向きになるといい。
そんな風にリトルバスターズのみんなが1人1人鈴にメッセージを残してくれるという演出はこう、胸に訴えかけてくるものがありますよね。
理樹もだけど、周りのみんなに支えられ護られながら生きてきてたんだな、と思う。
多分、そんなみんなの想いに報いるために出来る事があるとすれば、それは悲しみに明け暮れて立ち止まる事じゃなくてみんなの想いを胸に刻んで前に進む事……だと思うんだけど。
「みんなを救う」って流れに話がシフトしていってるので、あぁそういう話になっていくのかとちょっぴり呆然としてたりします(何
まぁ、そういう風に話が進んでいくのなら、それはそれで一興なのかもしれない…?
確か次回で最終回なので、一体どうなるのかドキドキワクワクです。
フリージング ヴァイブレーション 第12話(最終話)
最終回にしてティシー副会長の登場、「あーそういやこんな人いたな」とかちょっぴり懐かしい気分に浸っていたら、気付けば超常現象のオンパレードだった(何
結局なんだ、つまる所……シフォン生徒会長は「化け物」と称される存在どころか人間ではなかった、という事なのね。
種族というか生物分類的には、ほぼノヴァと同類なのでしょうか。
普通のノヴァと違うところは、どちらかと言うと人間寄りというか「愚かな行為をした人間→根絶やしにすべき存在」ではなく「愚かで弱い生き物である人間だからこそ見守っていかなければならない」みたいな思想を持ってる感じ?
「すっかり人間らしくなってしまった」とか何とかってシフォン生徒会長は言ってましたけど、一口に「ノヴァ」と言ってもシフォン生徒会長みたいな存在もいるって事なのかな…
ノヴァの発する甲高い声が深い悲しみによるもの、人間に対する憎しみ・怒りによるものだという事が明らかになったのには、ほほーなるほどなるほどと思ってましたね。
シフォン生徒会長、せっかく素性が分かってきたのにこのまま退場とか惜しいなぁ。
彼女が再び姿を見せてくれる時は本当に来るのかな、いつかは分からないけど再登場して欲しいですよねー。
多分、「その時」ってのは再び大惨事が起きそうな事態に見舞われた時なんでしょうけども…
そして、シフォン生徒会長の意志を継いでティシー副会長が気丈な心を携え変貌を遂げたわけか…
シフォン生徒会長が彼女の事を最強だって言うんですから、きっと最強なんでしょうね(ぇ
単純な力のあるなしではなく、もっと広い意味で「最強」って事だと思うのですけど。
何だかんだ言ってこの人もシフォン生徒会長と同じくほとんど謎な存在だからなぁ、もし3期があったら彼女について触れられる機会があるんでしょうねー。
そんなわけで、今回にて終了でございます。
1期を観てて気に入っていたので、2期がやると知って歓喜しながら引き続き視聴しておりました。
うん、良くも悪くもいつも通りのフリージングでしたよねw
Eパンドラ計画編という事で舞台がアラスカ、1期で見せてくれたサテライザーとカズヤのイチャイチャっぷりはあまりなかったものの
1期でほとんどスポットの当たっていなかったエリザベスとシフォン生徒会長についてあれこれ知る事ができたのは嬉しかったですね。
戦闘パートでは相変わらず簡単に衣服が破けるわ裸体を晒すわで皆さん立派なお胸を見せてくれましたけど、これも1期からのお決まりなのでもはや何とも思いませんでした(待
エリザベスに至ってはプールで遊泳する時も全裸なものだから、確実に彼女が1番多く裸体を見せてるよねw
まぁそんな感じで、観てて楽しかったですね。
楽しかった、というより安心して観られました。ほとんど何も変わらないって、目新しさがないって事だけどそれが安心を生む事もあるんだ。
もし3期が放映される事があるとすれば、その時はまた嬉々として観てるんだと思います(´ω`)
…1期終わった時に「原作を買おう」って思ってたんだけど、結局2期終わっても買わずじまいですなぁ。どうしようか。
それでは、最後になりましたがスタッフならびに出演者の皆様、お疲れ様でした!
アウトブレイク・カンパニー 第12話(最終話)
うわあああ!生徒に漢字の間違い指摘されるとか恥ずっ!日本人より日本の事知ってる外国人みたいな感じになってて情けない!(ぁ
でも割りとそういう状況って往々にしてあるから、その国の文化に触れて好きになって言語を習得するにまで至ってしまうのってスゴイなぁとしみじみ感じちゃいますね。
好きこそ物の上手なれ、ってやつなんでしょうか。
そんなわけで、最終回でしたねー。
開始早々、慎一の住んでる屋敷に的場さんの手の者が忍び込んできて彼を暗殺しようとしたのにはちょっぴり驚かされましたが、それが失敗に終わった翌朝にペトラルカに呼び出されるやいなや
「自分は関与してない、過激派による独断行動だ」として飄々と振舞っていたところが何とも言えませんでしたねーw
その後の慎一に危害が加えられる事はないとする的場さんの主張も非常に胡散臭さの漂うもので、案の定な結果。
学校が放火されて、そこの図書室に置いてあったアニメ雑誌のために命懸けで学校へと馳せ参ずる慎一には笑わざるを得ませんでしたw
もう再販されないからって、命を落とす覚悟で救いに行くほどのものなのでしょうか……いや、慎一にとってはそういうものだったんだろうねw
自衛隊の者によって燃え盛る炎の中眠らされた慎一をミュセルちゃんやらエルビアやら美埜里さんやらブルークさんが力を合わせて救出するまでの過程は、実にお見事でございました(´ω`)
自分たちにとって都合の良い人材を引っ張り込んで活動させておいて、いざ手に負えなくなったら消してしまおうとする……おそろしいもんですね。
今回の一件は次に慎一に何かあったら即刻国交を断絶するというペトラルカの厳重注意で無事に事無きを得たみたいですが、今後も何かしらゴタゴタとした事が起こりそうですよねぇ。
でもまぁ、慎一にはミュセルちゃんがいるし大丈夫でしょ(楽観的
そんなわけで、私の地域では約1週間遅れで終了。
2話3話辺りまで「お?とっても萌え萌えーな雰囲気なのに意外とちゃんと作りこまれてる作品だぞ?」という気分にさせられ、それ以降は萌え萌えーな話の連続に「あーやっぱりこういう感じか」って気分になり、最後にはまたシリアスな雰囲気を味わう事になった作品でした。
ふと思い返してみれば、ミュセルちゃんかわいいミュセルちゃんかわいいと言ってばかりだった気がします(待
いやだってホントにかわいいんですもの、健気でかわいいんですもの。そう思っちゃうんだから仕方ない←
萌え系の作品ってあまり好きな方ではないんですけど、時折見せてくれるシリアスな話もあって最後まで息切れせずに楽しめたかなーって感じでしたね。
ミュセルちゃんかわいいと言い続ける事で視聴する意欲を保ってた感はあります(ぇ
美埜里さんの腐女子設定はさすがに……と感じなくもなかったですけど、あれはあれでちょいちょい楽しんでたので特に何も言わない事にします。
スタッフならびに出演者の皆様、おつかれさまでした!


クリックしていただけたら、管理人は大喜びすると思います(何
2013/12/27 Fri. 10:43 edit
Category: その他のアニメ
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コメント
原作だと、一度強制的に二人が確実に助かる選択(みんなを見捨てる)をした世界を見せられます(みんなを救おうとしてもバットエンドになる)
逃げる途中で理樹がナルコレプシーを発症、理樹はこれがあるから虚構世界で恭介は二人だけて逃げるように指示したと悟ります(みんなを救出しようとしてる最中にナルコレプシーが発症したら共倒れ)
やがてバスが爆発し、病院で目を覚ます理樹と、軽傷だったらしく病室の隅で膝を抱えている鈴。
理樹は鈴を人生をかけて守ると誓い、鈴も理樹が一緒なら生きていけそうと答える。
その後、この世界を受け入れるか、受け入れないかの選択肢が出ます。
受け入れないを選択すると、みんなを救う決意をする理樹と鈴が、一つ選択ミスしただけでバットエンドの救出劇に向かうという展開です。
原作では、事故発生の瞬間は描かれていません。
基本的にこのアニメ版を高く評価してますが、クラスが違う葉留佳が、恭介のように隠れもせずに普通に混じってることにはツッコミを入れずにいられませんw
それとも葉留佳と仲のいい来ヶ谷(現実世界でも、ある出来事をきっかけに姉御と慕っていました)が、口八丁でみんなを説得したのか・・・
でも、先生とかはどうしたんだろう? さすがに教師まで説得できたとは・・・いや、姉御ならやりかねないかw
にしても、せっかく理樹くんや姉御と同じバスに乗れたのに葉留佳はつまらなそうな顔をしてますねー・・・
クドが元気がないのは故郷の事が気になってるからで説明できますけど。
これは現実ではあそこまでの絆はなかった、虚構世界で苦楽を共にしたり試練を乗り越えていく内に育まれた絆なのだと強調したいアニメスタッフの演出なのかもしれませんね。 姉御までつまんなそうな顔で本を読んでますし。
k #- | URL | 2013/12/29 05:27 | edit
確かにこの流れは賛否両論ありそうですね。
ただ、恭介がまだ生きてるのは第10話で伏線がありましたし、二人だけでも助かってほしいというのは、あくまで恭介側の言い分ですからね。
確かにみんなの思いを胸に刻んで二人だけで生きていくのも、それはそれで美しい感動的な物語だと思います。
ただ、それはあまりにも悲しすぎます。 理樹たちもですが、佳奈多が可哀想です。 憎まれ役を演じてまで守ってきた妹が事故であっさり死亡とか。 救いがなさすぎです。
だから個人的には、理樹や鈴がみんなを救う決断をしてくれてうれしいですね。
さすらいの名無 #- | URL | 2013/12/29 23:16 | edit
>kさん
こんばんはー。
残りわずかとなった2013年をいかがお過ごしでしょうか、私はダラダラと過ごしています(聞いてない
ほほう、原作だと最初に2人以外助からない世界が描かれているのですねー。
となると、尺的な問題でその部分はカットされたかアニメ版を制作するにあたって冗長だと判断されたかってところでしょうか……ふむふむ。
もしかしたら、その2人以外助からない展開が一旦描かれるだけでも私の気持ちも少しは変わっていたのかもしれませんねぇ。
三枝さんについては今までの話で散々何でもアリの自由奔放な姿を観てきたので、確かに言われてみたら違うクラスでしたが多分そういう事なんだろうなって思ってますw
このバス事故ってみんなが創り出した幻の世界に入り込む前の段階だろうから、もしかしたらおっしゃる通りアニメスタッフさんの演出なのかも?
だとしたら、原作にないシーンでその上いい方向に作用してるのでアニメスタッフさんグッジョブと言えるのでしょうか?
正直なところ、こちらも言われてみて初めて「あぁ、そういえばそうだな」って気付いた事なので私には何とも言えません…w
ではではー。
Plutor #Oj.PUqxM | URL | 2013/12/31 18:18 | edit
>さすらいの名無さん
こんばんはー。
お返事を書くのが2013年最後の日のしかも夜となってしまいました、申し訳ありませぬ。
2人だけで助かる結末とみんな助かってハッピーエンドな結末のどちらが良いかなんて比べられるものではないでしょうし、おっしゃる通り救いが無さすぎですし
私も頭の中では全員が助かって幸せな未来を歩んでくれた方が完結の仕方としては適切なんだろうなって分かってはいるのですが……なんとなく、どこかこう引っかかる部分があるんですよねぇ。
それは2期に入ってから今までの話を観ていて、それまでの流れがあたかも「みんなの想いを胸に刻んで2人で生きていく」という感じに私個人には見えていたからなのかもしれません。
ただ、最終回のエピローグを観ててみんなの楽しそうな姿に微笑ましい気持ちを感じていたのも事実なわけで…
こうして考えてみると、どっちつかずのちぐはぐな想いを抱えているなとしみじみ感じていたりします。
でもきっと、みんなが救われて幸せな日々を送ってくれる世界の方が正しいんでしょうね。
心にどこかモヤモヤとしたものがあったり悔いが残って終わるよりも、傷つく者が誰もいない幸せな形で終わってくれた方がいいんだと思います、きっと。
ではではー。
Plutor #Oj.PUqxM | URL | 2013/12/31 18:32 | edit
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空 と 夏 の 間 ... | 2013/12/26 23:43
邪魔になった慎一を排除しようとする政府。 ペトラルカの助けで難を逃れることが出来たが… まだ慎一を狙う策謀は続いていた。 最終回もコンプティークネタとかパロディ多かったですね(笑) 安定して最後まで楽しい作品でした!
空 と 夏 の 間 ... | 2013/12/28 23:33
感想はこちら→http://nizigen-world-observatory.hatenablog.jp/entry/2014/01/08/205136 ―あらすじ― 幼い頃、絶望の淵にいた直枝理樹は4人の少年少女と出会った。 あれから数年、理樹はリトルバスターズのメンバーとして騒がしくも楽しい日々を過ごしている。 こんな時間がずっと続けばいい。それだけを願っていた。 ...
二次元世界を追い駆ける日々 | 2014/01/08 21:27
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