惑星観測所の記録

今回はあの「おふねひき」の日から5年後、異常気象によって海が凍ってしまった後を描いた話。
1週お休みが入って、『凪のあすから』再開です！
OPからして「ん？この濱中の制服を着てる女の子2人は誰？」と頭をもたげさせられましたけども、なるほど美海ちゃんとさゆでございましたか…
病院でちさきが看護師さんから「看護学校を卒業したら～」って話をされてたので3年か4年後？と思いながら続きを観てましたが、どうやら5年後の話みたいですねー。
5年か……あの大変な事になった「おふねひき」から5年。5年も経てば、確かに非常にたくさんの事がめまぐるしく変わってますよねぇ。
光やまなか、海の中に放り飛ばされた要などちさき以外の仲間はあの日から忽然と姿を……というか海の中にいて、1人残されたちさきは悲しみに明け暮れる中で紡君の家で面倒を見る事になり
長い時間を経て心に負った傷を癒え普通に生活できるレベルにまでなっている。
紡君のおじいちゃんは血を吐いて倒れ手術をし、現在は病院で入院中。
美海ちゃんとさゆはすくすくと成長し、今や濱中の生徒として(おそらく中学2年ですね)学校に通っている。
あかりは「おふねひき」による大きな爪痕で悲しむ暇もなく子を宿している事が発覚し、美海ちゃんのおかげもあって産む決心をして今は美海ちゃんとその男の子の母親を務めていると…

5年後だって分かった瞬間は「5年後とかｗｗ時間経ちすぎでしょｗ」なんて思ってましたが(ぁ)、こうして1話分観てみると案外悪くないのかもと思っていたりしますね。
なんだろう、残された者たちがただ悲しみに包まれてるってだけじゃなくて、それぞれがそれぞれの想いを抱えながら光たちの事を決して忘れずに毎日を生きているって感じがいいなぁって思えます。
紡君はちさきと一緒に住む形になっててパッと見夫婦なんじゃないかと思える感じでしたけど、どちらかと言えば光が戻ってくるまで彼女を守っていようとしてる雰囲気が感じられますね。
そして、あかりから光がまなかの事が好きだった事を知らされた時の美海ちゃんの驚きっぷりを観るに、彼女はあかりに自分の正直な気持ちを伝える手助けをしてくれた光に心惹かれていたんだなぁ。
美海ちゃんにとっての光はどこか眩しくて憧れの存在……みたいなニュアンスなのかなと彼女から光への反応を観て何となく思ってたんですけど、まさか好いていたとは思わなんだｗ
クラスメイトの峰岸君に告白され、断っても小学校の頃から好きだったから諦められるはずがないと言う彼のように、美海ちゃんも光の事はそう簡単には諦められないという事…
ちさきも光が好きだった気持ちをおそらく諦めてるわけではないでしょうし、光も光でまなかが好きだって気持ちは変わらないだろうからなぁ。
後半戦が始まって美海ちゃんが本格的に絡む事によって、事態はより複雑化しそうな雰囲気が見え隠れしてますね…ｗ


5年後の巴日にして海を覆った氷に月の光が反射して輝かしい光が発生する中で、突如として光が5年前と全く変わらないそのままの姿で再び姿を現す…
この5年という空白は光やその周りの人たちにどのような影響を及ぼす事になるんでしょうね？
まなかや要はどうなってるんだろう、次回も気になります。



次回「笑顔の守り人」







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2014/01/11 Sat. 13:05  edit

Category: .2014年の作品　凪のあすから【終】

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