惑星観測所の記録

私の中における新番組第7弾は人間と魔術使い「ウド」が共存し魔術を禁ずる法律「魔禁法」があり、罪を犯したウドを弁護する人々「弁魔士」という人々がいるという世界で1人の弁魔士・須藤セシルと彼女の入った法律事務所の仲間たちとが関わる事件の数々を描いたオリジナルアニメーション作品。
私は観ていないんですが、本作は『ガリレイドンナ』を企画・監督を務めた梅津泰臣さんが同時期に企画を進めていた作品なんだそうです。
主人公は17歳にして司法試験を突破し弁魔士になった帰国子女の須藤セシルという子。
初日にして寝坊して遅刻したり通行禁止の標識を見落としてしまうなどちょっと抜けてるところがあるけど、弁魔する事になった人を何としてでも救ってあげようという若さ故の真っ直ぐさがあるといった感じでしょうか。
彼女が新人として新しく入った「バタフライ法律事務所」というところには何人も弁魔士さんがいて、登場人物が早速たくさん出てきたので覚えられるか早くも心配になってきましたが
登場させるだけさせて物語の中心となる事件発生→弁魔を引き受け調査するという流れにササッと入っていったのはよかったですねー。
こうやってキャラクター紹介回など挟まずにさっさと本題に入ってくれる作品はきっと面白くなる作品です。私の勝手な判断だけど(ぁ
キャラデザも私としては好みかなー。
あまりにも丸っこいキャラクターデザインってあまり好きではないので、これぐらいの若干古臭い感じがする程度のものがちょうどいいですね。


それで、早速起きた事件はメタモロイドを使って銀行に強盗しに入った強盗団「ノーフェイス」の1人を魔術を使って殺害してしまった……というもの。
被疑者は小日向将太という方でセシルは事務所の許可もなしに初出勤を前にして早々に弁魔を引き受けちゃったみたいですが、どうやら魔術を使える「ウド」と呼ばれる人々は差別的な目で見られてるみたいですねー。
多分、冒頭でもあったような凶悪事件の数々を今まで魔術使いが散々犯してきたから、ウド＝悪みたいな認識が世間で出回ってるって事なんでしょうね。
そうやって世間から冷たい扱いを受けているウドの人たちを事件・弁魔を通して護っていく……みたいな話でもあるのかな？
うん、どんな作品が放送されるかチェックしてた時に設定的に面白そうで期待してた作品でしたけど、やっぱり面白くなっていきそうですね。
小日向さんはその銀行で前に勤めていた元行員で、ウドだという理由で嫌がらせを受けていた。
でも職場でただ1人遠藤さんだけは優しくしてくれて、そんな彼女が襲われそうになってるところを庇ったら自分に襲い掛かってきたために止む無く魔術を使ってその結果殺してしまったというれっきとした正当防衛みたいですが
監視カメラに毎日のように小日向さんが映ってるから強盗を手引きしてたんじゃないかと警察は疑ってるみたいですし、果たしてその主張は通るのかどうか…
セシルの腕の見せ所、ってところですね！

あと、弁魔を通じて事件を解決する弁護士ものの側面もありながら、ド派手な魔術を駆使して敵と戦っていくシーンも色々と用意されてるっぽい？
メタモロイド、でしたっけ……最初観た時は「なんだこのメカメカしい物体は」って思ってましたｗ
個人的にはバトルシーン的なものは必要としてなかったりするんですが、どれだけ魔術が凶悪なものとしても行使できるかを印象付ける必要もありますからね。
小日向さんの事件が一体どういう結末を迎えていく事になるのか、次回も楽しみであります。
引き続き個別に分けた感想記事作品として書いていく予定ではあるけれど、どうなるかまだ未定です。




次回「ハード・ケース」







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2014/01/16 Thu. 12:50  edit

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