惑星観測所の記録

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『いとみち』について 

いとみち

『陽だまりの彼女』『空色メモリ』などを手掛けた作者である越谷オサムさんの小説。
解説合わせて371ページ。

※ネタバレがございますので、まだ読んでない方は気を付けてくださいね。






『いとみち』をようやく読み終えましたので、つらつらと。
本作を購入しました理由としては、ただ単純に「越谷オサムさんが新作の小説を出したから」でございます(何
何度か書いてるような気はしますけども、私は基本的に書店に出向いて小説コーナーをうろうろしながらフィーリングで気に入った作品を購入していくクチなので、あまり作家さんに目を付けて購入する事はないんですよね。
だけども、この越谷オサムさんが世に送り出した『陽だまりの彼女』という作品を読んでいたく気に入ったので、今回の『いとみち』も購入したのでした。


はてさて、本作の簡単なあらすじはと言いますと、津軽弁の色濃く残る高校1年生・相馬いとがメイド喫茶にアルバイトとして働く事になり、そこの同僚や店長・オーナーさんやそのメイド喫茶に通う常連さん、高校生になって出来た友達などとの交流を通じていと自身が少しずつ成長していく……といったものになっております。
少し読んでみればすぐに分かってしまうんですが、この相馬いとという子、スゴく内気な子なんですよね。
自分でメイド喫茶のアルバイトに応募しておきながら、いざメイド服に身を包み初出勤したかと思えば店長に「何で自分を採用したんだ」と心の中で責めるほどですし、列車通学する中で何度か見掛ける子にほんの一言挨拶をするのもなかなか出来ない引っ込み思案っぷり。
また、きつい津軽弁という事もあってメイド喫茶ではお馴染みの「おかえりなさいませ、ご主人様」という挨拶も鈍ってしまって、何度練習を繰り返しても言う事が出来ず、アルバイトをもう辞めたいと再三に渡って心に誓う彼女だったのですけど…
それでも何だかんだでアルバイトを辞める事なく一生懸命働き続けたり、最初は挨拶も出来なかった子たちと友達になって多少のぎこちなさはあるものの会話を交わせるようになったりといった風に……なんて言えばいいんでしょうね、いとの一生懸命さ・ひたむきさが十二分に詰まった内容になっていて、読んでいて飽きないんですよね。
私もけっこーな人見知り体質という事もあって、この子に感情移入しちゃって尚更この作品の世界観に没入して読み進めておりました。
いとと同じ従業員である、ちょっと厳しい先輩だけど実は娘を女手1つで育てている幸子さんや漫画家志望でメイド喫茶のアルバイトと作品の執筆を両立して日夜励んでいる明るくて元気な智美さんなど、いとの周りにいる方々がみんないい人ばかりで読んでて微笑ましい気分にさせてくれるのもこの作品の魅力の1つと言えるのかもしれません。
途中でいとの働くメイド喫茶がちょっとした厄介事の発生により存亡の危機にさらされるわけですが、それを従業員のみんなや店長と一丸となって乗り越え、お店の新たなスタートを迎えた日にいとが長らく離れていた三味線と再び向かい合いみんなの前で演奏を披露するという結末も読んでいていい気分にさせてくれました。
「みんなの前で」ってのがいいんですよね、ちょっとした味わい深いものを感じます。

うーむ……もっと語るべき事があるような気がしますけども、これ以上は思いつかなかったりします…w
私自身でも分かっちゃうぐらい拙い感想になってるのでアレですが、所謂青春物が好きな方にはきっと楽しめる作品だと思いますので、よろしければ手に取って一度読んでみてくださいませ。
どうやら本作の続きとなる二作目は既に単行本として出てるようですので、本作を読んで気に入ったらそちらにも手を伸ばしてみるといいかもしれません。
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2014/03/01 Sat. 19:23  edit

Category: .書籍物の感想 小説

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