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惑星観測所の記録

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凪のあすから 第二十五話「好きは、海と似ている」 




なげぇ……最終回のサブタイ、なげぇ…(何




今回は「おふねひき」の準備が完了し執り行われる一方で、まなかや美海ちゃんの気持ちが言葉として明かされる話。
「ひー君は海なの。」「海から出てきて、太陽が輝く地上は楽しくてドキドキしたけど、海がそこにあったから、だからこそ地上に憧れる事もできたんだって気付いたの」
5年前、確か「おふねひき」の直前近くだったと記憶してますが、紡君と2人きりの時に涙ながらにまなかがそう言っていた事が明らかにされたわけで。
その時にまなかは紡君の事を「太陽」だって言ってたと思うんですけど、それで私は太陽=手の届かないほど遠くて憧れの存在=紡君の事が好きって判断しておりましたが……なるほど、実際は憧れはあくまでも憧れであって「好き」とは別のものだったのですね。
海が、光が自分の傍にいてくれてるから太陽の輝く地上を楽しむ事が出来た。
まなかのそういう気持ちは日常と非日常の関係と同じようなものなのかもしれませんね。
非日常を楽しむ事が出来るのって、それが終わった後に日常へと戻る事が出来るって保証があるからでしょうから……自分の帰るべき場所、見守ってくれる人が近くにいたからって感じなのかも。
きっと、これが「おふねひき」が終わった後にまなかが光に伝えようとしていた事なんでしょうね…

また、サブタイの「好きは、海と似ている」は紡君が序盤で回収してくれましたなー。
楽しさや愛しさだけじゃない、悲しさや苦しみもみんなみんな抱き締めてそこから新しい想いが生まれていくもの……それが海であり、「好き」という気持ち。
海の世界に憧れを抱いていた紡君だからこそ、そんな言葉を語る事が出来たのかもしれませんね。
紡君の言葉だと分かると、えらい詩的に感じてしまうのは何故なんでしょうか(ぁ
紡君、その後ではちさきに対し「ちさきは俺の事が好きだ」って堂々と言って来たからなぁw
紡君って、言う時はホント思った事を正直に話す方ですよねー。
思いきりがいいというか、迷いがないというか。
まなかって自分の気持ちをなかなか面と向かって言えない子だった気がするから、紡君のそういうところにも憧れていたのかなぁ。
自分の欲しい言葉を代わりに言ってくれる人って、大事ですよね……しみじみ。

「ウソ吐かなくていい」と紡君に言われ紡君に抱き締められたちさきですけど、自分だけ幸せになってはいけないと他のみんなに対する後ろめたい気持ちは依然としてあるみたいで…
今度は自分が生贄になろうとしてるかもしれないと察した要はちさきに釘を差してましたけど、光もまなかも要も誰もそんな事望んでないんですよね。
自分だけがみんなとは違い5年も先を生きてしまった、それは言ってしまえば「仕方のない事」でしょうし、その事でちさきを恨んでる人なんて誰もいないんじゃないかな。
光も言ってたけど、5年経とうがちさきは5年前と変わらずちさきのままなんですよね。
多分、彼女が他のみんなに対して後ろめたい気持ちを持ってるって事の方がみんなにとっては辛いんじゃないかな……そう簡単に、割り切れる事でもないでしょうけど。
前回も書いた気がしますが、ちさきは周りの人に対して優しすぎるんでしょうね……もっと、自分のためだけに生きてもいいんじゃないかなって感じたりもします。


はてさて、陸の世界だけで再び行われた「おふねひき」ですが……前回同様、海神様の力により海が突如として大荒れになってしまうのは何とも言えないところですねぇ。
薄膜もないのに海へと投げ出されてしまったまなかを助けるために、今度は美海ちゃんが深い深い海の底にある例の「おじょしさま」の墓場へと誘われてしまって。
海神様はそうまでして「おじょしさま」を欲してるのかとちょっぴり憤慨した気持ちにもなってしまうのですけど、それだけ恋しいと思ってるって事なんでしょうなー。
うーん、美海ちゃんはどうなってしまうんだろう……まなかと同じ事になってしまうのは、やっぱりちょっと辛いものがあります。
次回で最終回、どう幕が下ろされていくのか……美海ちゃん、光に自分の想いを伝えられるのかなぁ。
伝えられると、いいですよねぇ。



次回「海の色。大地の色。風の色。心の色。君の色。~Earth color of a calm~」




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2014/03/30 Sun. 13:04  edit

Category: .2014年の作品 凪のあすから【終】

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