『イヴの時間』とやらを観ておりました
夜分遅くにこんばんは。
いきなり書き始めるのですけど、日付が変わる0時からニコニコの方で『イヴの時間』というアニメ作品がやっておりましてね。
数日前だか一週間前だか忘れましたが、それがやるというのをこれまたニコニコの方で知りまして、あらすじを読んで「これは面白そう!」って思ってたので配信される日をこっそり期待しながら待っていたのです。
それでつい先ほどまでやっていたのですけれど、予想以上に面白かった作品でした。
ロボットが実用化されて久しくアンドロイドが実用化されて間もない時代の話で、主人公のリクオが自分の家で家事を行っているアンドロイド・サミィが無断でどこかへ行っている事に気付き、友人の真崎と共にその場所へ行ってみるとそこには人間もロボットも区別しない事をルールとして営業している喫茶店「イヴの時間」があって……ってな出だしで始まっていたんですが
話が進むにつれてどんどん味わいが出てくるんですよね。
人間とロボットってテーマという事もあってお決まりっちゃお決まりの人間の心とロボットの心に焦点を当てた話が展開されていってましたが、人間もロボットも色んなものを胸の中に抱えて日々生きてるんだなって観ながら感じてました。
コミカルなパートでのテンポの良さには素直に笑わせてもらいましたし、シリアスなパートでは思わず考えさせられるような事が色々とあったような気がしましたね。
作品内では人間がアンドロイドをまるで物のように扱っていて、彼ら彼女らに感情移入して人間扱いする人々を「ドリ系」とかいう一種の依存症患者で良くない事のように描かれてましたけども、そんな人間たちとは逆にアンドロイドの方は自分たちのマスターの事をよく考えて慈しんでる「愛」を感じる部分が多々ありましたし、前述の通りアンドロイドも色々と胸に抱えて悩みながら生きているというところが印象的でしたねー。
「イヴの時間」で出会った常連客とのやり取りを通じて主人公がサミィの事を考えるようになり、過去のトラウマを乗り越えて彼女の前(他の常連客の皆さんもいましたけど)でピアノを演奏する……という成長を感じられたところもよかったです。
1話が約15分の全6話だったんですが、話の展開がすごくゆっくりで私好みの雰囲気でした。
他に劇場版と小説版があるらしいですが、前者は今回の全6話を再編集して新作カットを加えたもので後者はスピンオフ作品の模様…?
小説版、今度読んでみようかな。
続編を作りやすい終わり方だったので続きが非常に気になるわけですが、観てて素人でも分かるぐらい製作費がかかってそうだったので存外に難しい話なんだろうなぁ…w
1話1話が短めのおかげかあまり長さを感じさせないと思いますので、よろしければ是非是非。
ニコニコのタイムシフトってプレミアムじゃないと観られないんでしたっけ……どっちだったっけなぁ。


クリックしていただけたら、管理人は大喜びすると思います(何
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