Fate/stay night Unlimited Blade Works 2ndシーズン #20「Unlimited Blade Works」
エセ神父さんはなんか生きてそうな雰囲気あるけど退場なんだろう(何
今回は士郎とアーチャーが肉体的な意味でも精神的な意味でもぶつかる話。
今になって前回のタイトルを前々回のものにしていたことに気付きました、おはようございます(何
アーチャーがけっこー長いこと士郎にお説教(?)をしていた感じのする今回の話でしたけど、ぶっちゃけあんまり頭に入ってこなかったんですよね…w
なんだろう、ああいう言葉と言葉がぶつかり合うって感じの展開は好きなんですけれど、ああいうシーンって度が過ぎると「これアニメでやらなくてもよくね?」ってなるんですよねぇ。
情報量がより豊富であろう原作ゲームだったら、もっとすんなりと頭に入ってきたのかもしれません。
アーチャーの言いたい事は何となく分かりますけどね。
自分自身の「守護者」になってからの日々は辛く険しいもので、切嗣の思い描く「正義の味方」なんてのはなれるはずもない幻想に過ぎないものであるということを長い長い時を経てアーチャーはようやく気付いて。
「正義の味方」はまやかしであるということを、色鮮やかに光り輝くものなんかでは決してないことを過去の自分自身である士郎に叩き込んでるって感じがしましたね、何となく。
いや、書きながらふと思っただけなんですけども。
士郎を殺すために聖杯戦争に参加したアーチャーですが、そういう気持ちがある一方で心のどこかでは士郎に否定して欲しいって気持ちもあったのかも…?
その、「正義の味方」は決してまやかしなんかじゃなくてなろうと思えばなれるもので、たとえ切嗣から与えられた自分から生まれ出たものでない仮初めのものだったとしても、かつて思い描いた自らの夢は正しいものだったんだと…
なんか、そんな感じのことを自分自身に言って欲しかったのかもしれません、アーチャーは。
というか、よくよく考えたら士郎とアーチャーの問答って自問自答みたいなとこありますよね(ぁ
自問自答って、答えが出ないものなんですよねぇ…w
アーチャーとの戦いで士郎が勝てば、士郎の想いはやはり正しかったという結論になるんでしょうか。
何をもって「正しかった」とするのかもよく分かりませんけども(無責
アーチャーが士郎に投げかけた言葉は多分セイバーにも突き刺さる部分があったんでしょうけど、彼女は何を想ってアーチャーの言葉を聞いていたんでしょうね…
そういやイスカンダルにも怒られてましたね、セイバー。
それはそうと、どうやら士郎の身体にはアヴァロンが埋め込まれていて、それによってセイバーは士郎の元に召喚されたという経緯があったようですが、アーチャーのあの驚きようは一体…
自分が衛宮士郎であった頃には発動しなかったから知らなかった、ってことなのかな…?
まぁ、私としてはアーチャーが士郎にお説教をしてるシーンよりも心臓を貫いてもなお立ち上がり凛を助けたランサー兄貴に大興奮だったんですけどね←
いい奴だったよ、兄貴……惚れても仕方ないレベルのカッコよさだった…
よく分かんないけど、ランサーは心臓を貫かれても少しの間なら生きていられるような物凄い大英雄だったってことなのかな?w
それとも、何だっけ……戦闘続行スキル?によるものなのかな?
自害を命じられて胸に槍ブッ刺しても「この程度」って言っちゃう辺り、なんかもうよく分かんないっすね…w
『Fate/Zerp』の方ではあれだけネチネチと謀略と愉悦の限りを尽くしてた、綺礼さんがこんなにもアッサリ退場なのかと思うとちょっぴり拍子抜けしちゃいそうですが、これぐらいアッサリしてた方が反っていいのかもしれません。
多分脇役でしょうからね、stay nightの方だと。
さて、士郎とアーチャーの戦いは次回も続くようですが、どんな結末へと至るんでしょうね?
…そういや、ギル様どうなったの?
次回「answer」


クリックしていただけたら、管理人は大喜びすると思います(何
2015/05/27 Wed. 06:58 edit
Category: .2015年の作品 Fate/stay night[UBW] 2ndシーズン
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コメント
コメント失礼します。
アーチャーの士郎に対する台詞は基本的に自分自身にも言っている自虐に他ならないので、自問自答なのでは? というのは合っていると思いますよ。
アーチャーは士郎をコロコロために参加したけど、自分に「ならない」ならそれでも良い(コロコロしなくても)な人だから、ぶっちゃけどのルートでもなんだかんだで士郎に助言して助けてくれたりします。
アーチャーよりもセイバーのほうが士郎をあやめる回数が多いくらいだから、召喚されたはいいけど実際士郎を自分と見なしてあやめること迷ってるんでしょうね。あいつは、自分自身以外は憎めない男ですし。
だから奴はただのツンデレだと言っている。
セイバーさんは生前の人生が結構アーチャーと似たりよったり(違いといえば、セイバーが背負ったのは、理想ではなく「国」であり、セイバーさんが正英霊であること)なので耳が痛いのはしゃあないのです。
ぶっちゃけアーチャーとセイバーは似たもの同士だし。
自分が王にならなければ国は滅びなかったんじゃ? とか思ってるし。
セイバーと契約が切れていてもアヴァロンが使えるとは思ってなかったんじゃないですかね、多分。
ランサーの兄貴が何故心臓破壊されてもあれだけ動けたのかについては「クー・フーリン」でググッてきたほうが早いかと。
あいつは致命傷を受けて尚、溢れおちたハラワタを洗って体内に戻し、柱に体くくりつけて死ぬまで戦い続けて立って死んだ英雄もとい化け物ですから。戦闘続行スキルAも、その生前のエピソードに由来しています。
コトミーの活躍が見たいなら、映画化予定の桜ルートで是非どうぞ。
あっちだと、UBWではイマイチな出番のイリヤやライダー、コトミーが大活躍ですよ。
EKAWARI #HVtJ0W5Q | URL | 2015/05/27 07:41 | edit
アーチャーは今鏡に写る自分に向かって罵倒してるようなもの
士郎に言ってる言葉はそのまま自分に返ってきてるわけだからその心境は複雑
さすらいの名無 #- | URL | 2015/05/27 09:17 | edit
>自分が衛宮士郎であった頃には発動しなかったから知らなかった、ってことなのかな…?
それだと切嗣が士郎にアヴァロンを埋め込んだ事や、その縁でセイバーを召喚できた事を知ってる事が説明できなくなるので、EKAWARIさんの意見が正しいと思います。
もしくは、忘れていた知識を思い出したとか。
実はアーチャーの記憶の混乱は半分嘘で半分本当です。
召喚された直後は、自分が何者で何を目的にしてるかは覚えていたものの、細かい部分はかなり忘れていました(そもそも長すぎる戦いの中で摩耗していた)
召喚された直後のアーチャーがハッキリ覚えていたのは大災害で切嗣に救われた事と死を前にした切嗣から「正義の味方」を引き継きついだ事、セイバーを召喚した事です。
その後、凜が寝てる間に多少は回復した記憶と状況から、自分がかつて生きていた時代に召喚された事を悟りました。
凜の事は、召喚の翌日に凜に自己紹介を受けた瞬間に、光の早さで思い出しました。
「では凜と。 ああ…この響きは君に似合っているな」
いつもの気障な軽口に思えた、あの言葉には狂おしいほどの親愛が込められています。
>多分脇役でしょうからね、stay nightの方だと。
綺礼は、他のルートでは普通にラスボスですよ。
特に桜ルートでは、もう一人の主人公と言っていい立ち位置です。
まあ、原作は三つもルートがあるんで、、中にはあっけなく退場して、こちらの意表を突くルートもあるって事です。
ギルがアッサリ退場するルートもありますよw
あと綺礼は一度死んで聖杯の泥で蘇生した身なので、普通の刃物に刺される程度なら平気でした。
さすがにゲイ・ボルグは相手が悪すぎたって事です。
>…そういや、ギル様どうなったの?
第18話のⅭパートで柳洞寺に出張してましたよ。
そもそもZeroでも、勝手に出歩いて時臣の頭を痛めてた奔放な男ですからね。
ましてや道化に過ぎない慎二に、いちいち外出許可を取る謂れはないです。
さすらいの名無 #- | URL | 2015/05/29 15:09 | edit
>EKAWARIさん
おはよーございます、コメントありがとーございました。
>あいつは致命傷を受けて尚、溢れおちたハラワタを洗って体内に戻し、柱に体くくりつけて死ぬまで戦い続けて立って死んだ英雄もとい化け物
やばすぎwwもはや人間なのか疑うレベルの大英雄様だったんですね、彼って…w
ハラワタを洗って体内に戻せるだけの余裕があったところがおそろしい…w
>アーチャーは士郎をコロコロために参加したけど、自分に「ならない」ならそれでも良い(コロコロしなくても)な人
あぁ、何が何でもコロコロしてやる!じゃなくて自分と全く同じ道を辿るならコロコロしてやる!なスタンスだったんですねw
って事は、おっしゃる通り自分自身を何よりも憎んでいるというか、「正義の味方になる」という十字架(?)を背負って「守護者」としての道を選んでしまった自分を忌み嫌ってるのかな。
何だかんだで士郎に助言しちゃうってのは彼の性格が出ているからなんでしょうね、多分(ぁ
五次のライダーさんが何で人気があるのかUBWの方では分からないんですが、おそらく桜ルートでは人気キャラクターになるのも納得なシーンがあったりするんでしょうねー。
時間があれば観に行けたらいいですねぇ。
ではではー。
Plutor #Oj.PUqxM | URL | 2015/06/02 10:43 | edit
>さすらいの名無さん
おはよーございます、コメントありがとーございました。
そうなんですよねぇ、衛宮士郎は他ならぬ自分自身なわけだから、士郎に投げかけている言葉は自分に投げかけている言葉でもあるんですよね。
かつての自分が抱いていた理想の先に待っているものは永遠に続く闘争と虚無であることをかつての自分自身に言葉として投げかけることで、自分とは違う未来を進ませようとしているのかも…(超ポジティブシンキング)
まぁ、人の言葉で簡単に自分の意志を曲げる士郎ではないんでしょうけどw
ではではー。
Plutor #Oj.PUqxM | URL | 2015/06/02 10:49 | edit
>さすらいの名無さん
おはよーございます、コメントありがとーございました。
>第18話のⅭパートで柳洞寺に出張してましたよ
さすがに私でもそれは覚えてますw
そういう意味で言ってるんじゃなくて、いい加減出てこいよってニュアンスが込められてます(ぁ
聖杯を召喚(という表現で合っているんだろうか)させる儀式的なものを着々と進めているんでしょうけど、キャラクター的に割と好きなやつなので早く復帰して欲しいものだなと…w
アーチャーは節目節目に自分の過去を語っていましたが、召喚された当初は大まかな部分しか覚えてなかったんですねー。
まぁ、それだけ長い間「守護者」として身体も心も酷使していたってことなんでしょうけど。
むしろ、ずっとずっと昔のことだろうに自己紹介された途端に凛のことを思い出せることの方がスゴイのかもしれませんねw
凛がそれだけ思い入れのある人物、大切な人物だったんでしょうなぁ。
>ギルがアッサリ退場するルート
あのギル様がアッサリ退場するルートがあるってのは、それはそれで観てみたいものですねw
UBWだとギル様つえええええを思う存分感じることが出来るけど、ルートによってはギル様アッサリ死んだああああってなることもあるのか…w
ではではー。
Plutor #Oj.PUqxM | URL | 2015/06/02 11:04 | edit
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