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惑星観測所の記録

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ヒャッコ 第12話「一姫二太郎三虎子 18コメ/虎子故に迷う鬼心 19コメ」 

この回だけ、普段のギャグコメからハートフルコメディへと変化します(何

今回は鬼百合当番回と上下山家の家庭状況が明らかになる話の2本立て。
家出した虎子を説教する姉・鬼百合。
どちらも全く引かず、虎子は逃げ出しちゃうのですが?
では、行きましょー。


『一姫二太郎三虎子 18コメ』

1日が終わろうとする夜遅く、歩ちゃんや伊井塚さんに電話をする虎子。
その表情は、どこか浮かない感じだけど…


翌日、虎子は潮と共に寝不足気味に歩ちゃんの前に現れます。
何でも昨日は潮の家に泊まったのだけど、対戦ゲームに熱中しちゃってろくに寝れなかったのだとかw
そして、いつの間にか居た子々はお泊まりイベントだと声を荒げるw
私は友達の家にお泊まりした事はないけど、楽しくてきっと虎子みたいな状況に陥るだろうなぁ…

そんな話をしてると、虎子の前に姉・鬼百合が登場。
鬼百合は昨日、無断外泊した虎子に説教をダラダラダラダラ…その時間、のべ10数分間!
おかげでこってり絞られた虎子は再び外泊を決意し、泣きながら冬馬に頼み込みw
鬼百合の声に何か違和感を感じるなぁ。
もうちょっと冷たい感じの声を想像してたのだけど。


子々がどうして鬼百合が虎子の姉だっ知ってたかと言うと、それは鬼百合が生徒会長だから。
頭脳明晰・容姿端麗など『天は二物を与えず』という理を真っ向から否定したような、ズバリ生徒の鏡なんだとか…
弱点が無さすぎて逆に親近感湧かないねぇ、それにどこかで聞いたようなハイスペックw


本日の授業は終わり、冬馬が教室から出ていく。
まだ外泊を諦めてない虎子は冬馬を追い掛けるけど、彼女の前に狐君と鬼百合の2大巨頭がドーン!

虎子は鬼百合に連れていかれ、説教の続きをスタートw
狐君が言うには、鬼百合は虎子に対して恐ろしいぐらい過保護なのだとか。
狐君の言葉を聞いた歩ちゃんは、虎子と鬼百合の姉妹関係を羨ましがってたり…
兄弟が居ない人にとっては羨ましいのかもしれませんが、兄が居る私からすれば良い事なんてあまりないですよ??
むしろ、私は姉とかが欲しかったねぇ…今更言ったって仕方ないけど。

さてさて、説教は続き。
家出の原因は虎子の父にあるようで、鬼百合は虎子に謝りなさいと言いますが。
虎子は断固拒否、しかも「親じゃないんだから!」とまで言っちゃって…鬼百合にビンタされちゃいます。
そのショックから、虎子は鬼百合に言葉を吐き捨てながら逃げ去ってしまうのだった…
虎子が言ってた事は案外間違いじゃないっぽいし、上下山家って少し複雑な家庭なんですかね。
でもさぁ…ハゲちゃえはないでしょw
シリアスなシーンなのに吹いたんですがw


『虎子故に迷う鬼心 19コメ』

虎子と鬼百合が衝突する一部始終を見た潮ら友人達は、様々な想いを胸に秘めながら通用門へと向かっていた。
家の問題なのだから、クラスメイトってだけじゃあ首は突っ込めない…そう言う潮。
しかし、智恵ちゃんは虎子とは友達だからと…
確かに潮の言う通り、家の問題は本人が解決すべきです。
でも友達だからこそ、出来る事があるんじゃないかな…例えば、家の事を忘れちゃうぐらい明るく接するとかね。


一方、狐君に呼ばれた歩ちゃんと伊井塚さんは屋上に来ていた。
狐君は重大な告白を始める…虎子は自分や鬼百合と同じ母親ではないという事を。
俗に言う、腹違いの兄弟ってやつですかね…ズシリときますね。
そんな話をあえて、狐君が歩ちゃんや伊井塚さんに打ち明ける理由はおそらく、2人が虎子の信頼できる友人だと判断したからでしょうね。

虎子は小学校の途中まで実の母親と暮らしていて。
父が急に虎子を連れ帰って来たもんだから、両親はそれはそれは口論になったんだと…
まぁ平たく言っちゃえば虎子は愛人の子だからねぇ、妻が許すはずがない
愛人の子なんかに愛情を育む事は到底無理でしょう…
虎子の方も、急に母親が変わったってねぇ…

居場所のない虎子を自分の部屋に連れていき、自己紹介をする鬼百合。
笑いの起きない淡々とした自己紹介だったけど、そこには確かな絆があったのだった…
幼少期の鬼百合って、小学生(もしかしたら中学生)にしては大人びてますよねw


そんな頃、虎子は冬馬のお気に入りの場所でしょぼくれていた。
虎子を追い掛けてきた冬馬は虎子の横に座り、ボソリと一言喋る。
自分にも姉は居るけど、よくケンカすると…
その言葉を聞いた虎子は慰めてくれたんだと感じ、あからさまに喜んだ表情にw


その後、校舎から出ようしていた虎子を出入口で待ち受けていた鬼百合。
鬼百合は虎子に謝るべきだと感じていて、ぶった事を素直に謝ります。
虎子は涙を流しながらも、「私もゴメン」って…
虎子と鬼百合は腹違いの姉妹ではありますが、心の中ではしっかりと繋がった姉妹なのですね。
仲直りできて良かったなぁ…純粋にね


冬馬・鬼百合と共に門まで歩いていると、歩ちゃんと伊井塚さんが待ってました。
すると立ち止まる鬼百合、一緒に帰ると思ってた虎子は疑問を抱く…

っと、スズが全速力で虎子と鬼百合の間を駆け抜けて門に到着!
まるで待っていたかのように、門の陰から姿を現す友達たち…!
展開としては悪くないと思います。
でも認めない、認めたくない…直感でそう思いました
ここまでベタな演出を惜し気もなくやられるとなぁ

皆の輪の中に居る虎子を見つめながら、鬼百合は思い出す。
それは幼い頃、柿泥棒の疑いをかけられた彼女の仇討ちとして、狐君と虎子が自作の粘土柿を投てきしていた事。
間違いを指摘して一緒に謝りに行こうとする鬼百合達は、まるで本当の兄弟のようなのでした…



良い話でした、うん。
虎子は良い兄と姉を持ったね、いがみ合ってる大人達に情けなく感じます。
子供達はあんなにも繋がりを見せているのにね…いつまでも幸せに

さて、正直な所最終回は書く気になりません(おい
だって必要性を全く感じないもん??
まぁ、結局書くんだけどね…今回で終わらすべきだったなぁ。



次回「四人虎を為す」
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2008/12/31 Wed. 15:04  edit

Category: .2008年の作品 ヒャッコ【終】

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