続 夏目友人帳 第5話「約束の樹」
今回は少年の名前の紙が結ばれた樹を探す話。
夏目の家に名前が書かれた紙を樹に結ばれた少年が訪れる。
レイコがわざわざ、紙を樹に結んだ理由とは…
では、行きましょー。
夏目は少し熱っぽく、風邪ぎみの様子。
友人だけでなく、ニャンコ先生にも心配される夏目ですが、塔子さんには心配かけたくないと…
羊羹一気食いなんてしてるニャンコ先生の怠け者っぽさ、凄まじきw
さて、そんな夏目達を木陰からコッソリ見つめる少年の妖が。
見つかったのを知って、慌てて逃げようとして木にぶつかったり。
夏目がレイコではないと知って固まってしまったりと、ちょっと抜けてる子ですw
夏目は早いとこ名前を返してあげようと思い、友人帳をパラパラと…
しかし、反応してるのに名前がない!
何も起きずにバサっと落ちる友人帳に吹きましたw
何だか切なかった(何
少年の妖によると、自分の名前が書かれた紙はレイコのイタズラでとある樹の枝に結ばれたのだとか。
そういう事ならばと、その樹を探しに行く夏目達ですが…
何とその樹、50年もの間見てないんだと!
事情を聞いてみれば、見ると気になるからで…w
結んだ紙を取ったら海が暴れて世界が滅びる、なんてレイコの嘘を信じてちゃんと50年間取らずにしておくなんて、律義というか純粋というか…
まぁ、純粋さは失いたくないものですよねw
50年も経てば樹は成長し、しかも樹が多すぎるので探すのも大変。
って事で、協力する気のないニャンコ先生は早々に諦めろと厳しい一言!
少年が生きてるって事は名前の書かれた紙も無事だからと…
ドドーン!ってぐらい大きな樹になってるんでしょうか?
それだと、逆に見つけやすいような気も。
ニャンコ先生の言う事はごもっともで、少年は諦める事にしますが。
探してるうちに何か思い出すかもしれないからと、夏目は捜索を再開します。
そんな夏目達に嬉しい助っ人が。
それは田沼+α友人達。
でも、真面目にやってるのは田沼ぐらいで他は戦力にならずw
まぁでも、何事も皆でやった方が賑やかで楽しいですからねー(ぁ
探しものが妖の物であると、1人知ってる田沼。
彼は妖に対して偏見などはなく、妖が自分にも見れたら良いのにとぼやいたり…
妖が見たいと願う田沼と、妖が見えるが故に孤独になった経験のある夏目。
2人は対称的のような気がするような、しないような。
でも相手の立場を体験してみて、初めて辛さや大変さなんかが分かるものですからねぇ。
ニャンコ先生が連れて来たヒノエさんに樹の捜索を手伝ってもらい、別の地点に向かおうとする夏目。
ですが、例の風邪が振り返してきて気を失ってしまう…
その夜、寝込んでる夏目を看病する少年やヒノエさん。
自分のせいで夏目に危害が及んでしまったと話す少年ですが、ヒノエさんは夏目の気持ちも考えてくれと…
夏目は少年のために進んで樹の捜索をしてるわけですし、そのせいで何か悪影響が起きても後悔はしないんじゃないかな。
多分、夏目が何よりも欲しいのは樹が見つかった時の喜びでしょうから…
そして、ヒノエさんはレイコとの出会いを話し始める…
道に迷ったらしいレイコに出会ったヒノエさん。
彼女は森の外に連れていくフリをして、森の奥に連れていってやろうと企んでいたり。
レイコに話を聞いてみると、男子3人をボッコボコにしたのでほとぼりが冷めるまで隠れようとしてたのだとか。
男子で、しかも3人なのに…軽々しく言える所が恐ろしいw
その後もどんどん森の奥に行き、レイコはヒノエさんの正体に気付き始める。
これ以上は無理だと化けの皮を剥がそうとするヒノエさんですが、カラスに襲われてかんざしを取られてしまう!
すると、レイコは木の棒を逃げ行くカラスにいとも簡単に当て、かんざしを池に落とさせ。
颯爽と池の中に潜り、かんざしを手にする…
その姿にヒノエさんは惚れたんだとかw
確かに惚れたのは分かるんだけど…ニャンコ先生の言う通り、何故惚れたかが分かりませぬ(何
かんざしを返す代わりに出口まで案内してって、要するに利用してるだけじゃないですかw
ふと、ニャンコ先生はレイコがどうして結んだ紙を取る条件に海の話を持ち出したのか疑問に思い、少年に尋ねます。
すると、おそらく自分が海が見たいと思ったからと…
どうしてか少年は森から出られないらしく、だから海を見た事がない。
そんな少年にレイコは海がどんなものか教えてたのだとか。
海とは青く、どこまでも広く…そして、首の長い恐竜が居て島が秘密基地になってるもの!w
後半はデタラメだー、レイコはなかなかにやり手やねw
結局、レイコに騙されててがっくりとうなだれる少年。
そんな少年を見て、目を覚ました夏目は「レイコさんが酷い人だと思う?」と。
夏目は結んだ紙を見つければ、レイコさんがしたかった事が分かる気がすると…
海が見たい少年と、紙を結んだ場所と年月。
樹はだいぶ成長してるだろうから、私の想像によればおそらく…
翌日、ヒノエさんが紙が結ばれた樹を見つけたとの報告を受け。
ニャンコ先生の反対も聞き入れず、夏目たちはその場所へ行きます。
着いた先はとっても高い樹。
ですが、夏目は少年に自分で取りに行かせる…
四苦八苦しながら樹を登って行き、ついに紙が結ばれた枝に到達する少年。
そこから見える景色とは…広大なる海だった。
予想通りの展開、しかし良い

海を見させるために名前を貰い、樹に結ぶ…レイコは良い方ですね。
はてさて家に戻り、少年に名前を返して一件落着。
何も残らないのが寂しいと少年は言うけど、夏目はこう言い返す。
「見たもの、感じたもの…それは、消えはしない、忘れはしない。」と。
塔子さんの帰りにドタバタしつつ、様々な出会いに想いを綴る夏目なのでした…
ベタだなぁ、ほんとにベタだなぁ。
結末を知ってなかったらもっと感動してたのかもしれません。
しかしながら、途中で気付いてたので半減…と言った所でしょうか。
まぁ、別に悪くはないんですがね

これで十分だと思う自分と、もう一捻り欲しかったと思う自分…どっちが本当の自分なのかなぁ。
この葛藤は一体…
さて、次回はサークル云々な話。
ニャンコ先生の天敵登場!?(ぁ
次回「少女の陣」
2009/02/07 Sat. 23:01 edit
Category: .2009年の作品 続 夏目友人帳【終】
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