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惑星観測所の記録

アニメの感想、雑記など徒然と記すブログ マイペースにまったり更新中

「ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・すりー」について 


『ROOM NO.1301』シリーズの第11巻。
あとがき合わせて234ページ。

この作品は最近、最終巻を迎えたそうですね。
でも、だからと言って優先的に買うわけではありませんぞ!?(何
年内には最終巻に到達できると良いけど、なかなかね…

この巻は鍵原のお試しの合コン話や早苗さんの仕事についての話など、短編4本から成ってますが。
どの話もそれぞれが良い味を出してましてね。
鍵原メインの話では千夜子に対する健一の淋しげな気持ちが垣間見れたし、狭霧メインの話では“人は見た目で判断してはいけない”と、改めて感じたり。
ですので、これが1番だ!ってのは決められないんですが…
強いて言うなら、早苗さんメインの話かな。

いつもテキトーに生きてそうな早苗さんですが、何気に自分の書いてる小説の読者さんの事をちゃんと考えてて。
サイン会をするしないの話になった時はいつでも自分らしくありたいから、読者の前で『作者』を演じるのが嫌だからしたくない。
早苗さんのそういう考えを噛み締めてみると、あぁ、確かになぁと納得なのでした。


演じるというのは要するに、違う自分を作り上げるってことなんですよね。
偽の自分で人とは接したくない…ってことだと私は解釈したわけなんですけども。
私も本当の自分で人と接したいところがあるので、何となく分かるんです。
人に合わせるのは嫌いだし、人の意見に同調するのもあまり好きじゃないです。
「協調性がない」とか「ひねくれ者」とか言われるかもしれないけど、それが私なんだよね。
だから自分に誇りを持ってはいないけど、後悔はしていません。
それに正直、誰かに合わせるってのは個性が失われるような気がするんです

…うん、本の感想だったのに大きく脱線しましたね(ぁ
まぁ、短編集が別に悪いわけじゃないけど、本編の方が好きだなぁと思った次第でありました。
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2009/05/10 Sun. 18:00  edit

Category: .書籍物の感想 ライトノベル

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