『乃木坂春香の秘密⑩』について
『乃木坂春香の秘密』シリーズの第10巻。
あとがき・キャラ設定集合わせて361ページ。
ネタバレを普通に含んでますので、まだ読んでないって方はあまりこの記事を読むのをおススメしません。
初めに。
この作品のアニメ第2期が10月から放送されるそうです。
こんなに早いテンポで2期がやるって事は需要があるんだろうし、評判も良かったんでしょう。
ですが、個人的には「?」な気分なのです。
放送が始まったらどうせ観るだろうからあまり言いたくないんですが、アニメ版って正直なところ並レベルなんですよね。
1期を観てて、とりあえずこの作品はしゃあさんの絵じゃないと違和感を覚えるって事が分かった(何
ちなみに冬華役のキャストさんも決まってるみたいなので、多分温泉旅行ぐらいまで…かな?
という事で、ようやく10巻の感想w
今回は短編2本・中編1本の計3本でしたが、ついに話が動き始めたなーって印象でした。
尚更そう感じさせたのが、椎菜の綾瀬家へお泊りする話。
ダメ姉&ダメ教師がどんちゃん騒ぎしたり、椎菜が気の利いた事をしてくれたのはいつも通り。
ですが、本人に伝わらなかったとしても、裕人に「好き」と告白できた場面に入った時はやっと来たか…って感じでした。
まぁ、どう見ても椎菜は噛ませ犬にしか成り得ないので、個人的にはずっと“友人”で居て欲しかったのですけど。
というか、このシーンの椎菜のイラストが恐ろしく素晴らしいんですがw
表情がどことなく儚げで、それでいて切なそうで…しゃあさんに感服です(何
あと、このシーンは映像として観てみたい。
煌々と部屋を照らすキャンドルが鮮やかのような気がしたので。
那波さんがメイド業を辞める辞めないに発展する話では、さすが2話分でひとまとめにしただけの事はあるなと。
もし、居て当然だった人が遠くに行ってしまうとしたら…?
という状況で起こす裕人たちの行動は、どこか感動させるところがありました

それが顕著に表れたのは美夏かな…那波さんに最も近しい人間だから、悲しみも最も深いわけで。
涙ながらに必死に那波さんに訴えかける姿はなかなかのものでしたよ

このまま那波さんが居なくなっても、展開としては悪くなかったと思う。
でも実際居なくならなかったわけだから、まだ彼女が必要なんだろうね(ぁ
それにしても…キャラ設定集を見たけど、那波母の那奈瀬さんが40代とは思えん若さなんだけどw
いや、秋穂さんもありえなかったからもう慣れてるんだけど、さすがにね…
次の11巻は修学旅行の話だそうです。
恋のトライアングルはどう動くのか…こうご期待!(待
2009/06/17 Wed. 07:52 edit
Category: .書籍物の感想 ライトノベル
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